みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

結果で叱らないで。

世の中のお母さんにお願いです。

 

結果で叱るのは極力やめて欲しいです。

 

何かの試験の結果が悪くても、それで叱るのはやめて欲しいです。

 

子供たちも結果のために勉強しているわけで、その結果が悪かった段階ですでに気づいています。

 

うまくいかなかったことに。

 

「ほら、みなさい。」

 

と、誰かにうまくいかなかったことを承認してもらいたい人間はいません。

 

 

叱るのなら、結果に至る前の態度を叱って欲しいです。

 

「もっと集中しなさい。」

 

「さっきから遊んでばかりでしょ。」

 

こっちの方がまだいいです。

 

 

でも、できたら、態度よりも心がけの方に目を向けて欲しいです。

 

「そんな気持ちで今度の試験でいい点取れると思ってるの?」

 

「本当にあの高校(大学)にそのやり方で入れると思ってるの?」

 

でも、この叱り方は反発心を生んでしまうので、反骨精神のある子には効果的ですが、下手をすると「クソババア!」と思われてしまいます。

 

 

だから解決策を見いだせる叱り方の方がいいと思います。

 

「あの高校は難しいから、今のままでは落ちる可能性があるよね。とりあえず英単語と本文だけは覚えましょうね。覚えたら見せてね。」

 

「お母さんも今から、あなたと一緒に単語を覚えるから、一緒に覚えよう。お母さんだって苦しいけどがんばるよ。」

 

うん。

 

かなりいいですね。

 

 

 

でも、おれが一番好きなのは、いつも褒めてあげること。

 

「帰ったと思ったらもう勉強始めて!本当にいい子ね。」

 

「またがんばってるね。最高だわ。」

 

 

塾の先生の仕事をやっていると、叱るのは結構テクニックがいります。

 

逆に褒める方が簡単です。

 

 

でも、お母さんは叱るのは簡単かもしれないですが、いつもほめるってのは難しいかもしれません。

 

ちょっと本気でがんばってみてください。

 

 

子供さんのやる気スイッチが見つかるかもしれませんから。