みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

俺たちの推薦入試。

「君の人生を一緒に考えよう。」

 

これが俺たちの推薦のモットーだ。

 

だから、ただ今あるものを添削したりするような仕事はしない。

 

推薦入試そのものを戦略で攻略している。

 

その子が何になりたいのか、そしてどういう方向に進みたいのか、その子のキャラだとどういう風に攻めるのがいいのかそこから考えるようにしている。

 

あと、俺は海外旅行に行きすぎて、大学を調べるスキルまで上がってしまった(旅行先や行程を検索しまくっていたので)。

 

そっちの大学より、こっちの大学の方がいいんじゃない?

 

あるいはこっちの学部の方がいいんじゃない?という提案もすることがある。

 

一番最初に立てる戦略で、全体の仕事の半分くらいか終わってると思っている。

 

これは塾を作る時と同じだ。

 

俺らが、グループで塾をやって、それぞれが違うカラーの塾を出してうまくいき続けられるのは、最初の戦略をきちんと練っているからだ。

 

始めこそが最も重要だと思っている。

 

例えば、今タピオカ屋さんを始めたとして流行らせることは容易ではないと思う。

 

売れないから結局、ドーナツを売ってみたり、スイーツを作ってみたりするのがオチなのだ。

 

いい店はメニューのラインナップを少なくし、できるだけ効率よく提供できるようになっているはずだ。

 

ココイチだって、ベースはカレーであとは辛さや量やトッピングを変えているにすぎない。

 

立ち食い蕎麦屋だって、同じそばに何かを乗せているだけだ。

 

方針を決めたらバチっとブラさずにただひたすら努力していくだけだ。

 

これが俺らのやり方だ。

 

 

 

何回も威張りすぎて申し訳ないが、俺はずっと1番だったので、俺ならこういう準備をするというシナリオを組んで、そのシナリオに基づいて勉強計画を作っている。

 

「風邪をひいても合格する点。」

 

「1個までなら大ブレーキがあっても受かるはずの勉強。」

 

それを意識している。

 

 

推薦入試に挑み続けた7年間の歴史で、ただの1度も不合格者を出したことがない。

 

倍率が10倍を超えてたことも何度かあるし、国公立の割合も高いし、これは難しいかもしれないという受験も何度かあったが、みんな合格してきた。

 

本気で推薦の塾にシフトしても食っていけるのではないかと思ってるくらいだ。

 

 

推薦の仕事をやっていると、学校の対応や、同じ学校内でも先生による力量の差をものすごく感じてしまう。

 

すごくうまい先生が担任のクラスは、それだけでかなり有利なことになるだろう。

 

 

今後は工業高校や商業高校からの推薦入試もやってみたいのだが、誰か受けたい人いませんか?