20年以上、自営業しているが、すべてがうまくいったわけではない。
何回も失敗してきた。
失敗してはいないけど、あんまりいい感じじゃなかったってのも多かった。
逆にうまくいったものもある。
最初の参考書はバカ売れしたし、ブログもあっというまにすごいアクセス数になった。
立ち上げたばかりの塾に生徒もどんどん集まってくれたし、卒塾旅行とかは初めからうまくいったと思う。
うまくいったことを思い出してみるとある共通点があることがわかる。
それはスピードだ。
うまくいくやつは、あっという間にいい感じになる。
言い換えると、時間がかかるものは「うまくいかない可能性が高い。」ということだ。
昔、YouTubeでふざけて「東大の問題を解いてみた。」というのを投稿したことがある。
なんの気になしに、ただ解いてみただけの動画だったが、あっという間に他のどの動画よりも再生回数が多くなった。
当時はまだ収益化という概念もあまりメジャーではなかったが、すぐにYouTubeから収益化しませんか?というメッセージが来た。
つまりだ。
東大の問題を解いてみただけという、俺からしたらつまらない動画は他の人から見たらつまらない動画じゃなかったということだ。
その時俺は、No Thank you.と断ったが、もしもあのときに有名大学の問題の解いてみたシリーズを続けまくっていたら、わりとメジャーなYouTuberになっていたかもしれない。
Twitter見てると、収益化を夢見てみんなが同じ定型文で雨後の筍のようにツイートを貪り書いているが、実際あれって筋が悪いと俺は思っている。
収益化して、それで食っていけるパワーがあるくらいなら、すぐに頭角を現してあっというまに有名になれると思う。
つまりはだ。
筋が悪い仕事に時間を取られないようにするためには、損切りを早くする必要がある。
微調整や最適化しないといけないような仕事は、もともとの筋が良くないはずだ。
結局、テストマーケティングのような気持ちで、いろいろな仕事を産んでみて、よさそうなのを早く見つけることが成功する秘訣なんじゃないかと考えている。
最適化や微調整は選ばれて仕事に関してやるべきだと思う。
まあ、そういうわけだ。
というわけで65歳の俺に向かって、次の仕事発掘スクリーニングをどんどんしていきたいと考えている。