日本にはサラリーマンっていう人はめっちゃ多いと思う。
給料が毎月振り込まれている人はわからないかもしれないが、毎月振り込まれているということは振り込んでいる人がいるのである。
振り込む人が止めたら給料は振り込まれないし、もしも毎月、絶対に給料が振り込まれると信じているとしたら、それは振り込む人がそれだけの安心感を与えているからだ。
俺もわずかではあるが、給料を振り込ませていただいているので、みんなの給料が絶対に止まらないように未来のことをいつも考えている。
未来を読み間違えたり、経営を失敗するとみんなの給料が止まって、いやいや倒産してしまう。
だから、いつも未来を予測してその準備をしている。
今だって、未来に備えた準備をしている。
それは未来の方向を自分なりに予測しているからである。
結構予測しやすいのは、やはり「文化は高い方から低い方に移動する。」というセオリーだ。
多くのものはアメリカから入ってきた。
ハンバーガー、外食産業、最近では筋トレやサブスクリプション型のビジネスモデルだってそうだ。
デリバリーもコロナのおかげで加速した。
ウーバーイーツやアマゾンなんか、利用していることがすでに普通になった。
ウーバーイーツなんかただの出前だと思うのだが、便利になった出前ってことと横文字になってカッコよくなったことが浸透した理由だろうか。
教育も同じような道をたどっていき、謎の「ゆとり教育」で失敗した感はあるが、なんとなくアメリカの方法を後追いしている感が否めない。
EdTechやSTEAMを最近ではよく聞くようになったが、なんと言ってもアクティブラーニングが俺的には次の目玉だ。
アクティブラーニングを上手に活用している学校はまだ少ないと思う。
ネットで探せば、「アクティブラーニングを使って生徒が勉強している塾です。」みたいなところが全国にいくつかある。
でも、俺はそれは違うと思っている(俺が思ってるだけね)。
アクティブラーニングで教えるのではなく、「君が学校のアクティブラーニングを上手にやれるようにする。」って塾にならないといけないと思っている(俺がね)。
他にもいろいろなことを思っているのだが、1000文字を大きく超えるのでまとめに入らないといけない。
結局、サブスクリプションに代表されるように、教育も選ばれる教育、つまり多様化していくと思う。
そうなるとナンバーワン、もしくはそれに準ずる力をもっていないと生き残れない時代になってくるだろう。
アメリカには塾がほとんどない理由として、飛び級があるからだと思っている。
アメリカは、学力を揃える代償として年齢にばらつきを出してしまう。
反面、日本では年齢を揃える代償として学力に幅ができてしまうことを回避できない。
これだけの幅を一つの教室で教えるのには無理があるために、塾が機能すると考えている。
今、俺の教室は、勉強のできる子ばかりがいて、その子たちがトップレベルの学校に進学するためにそれ用の勉強をやっている。
俺のクラスに成績中位の子が混ざると途端に勉強効率を落としてしまう結果になる。
自分の塾がどうあるべきか、どうするべきか、誰に提供すべきか、そういうことを考えるのが経営者であり、その考えと未来の予測をできるだけ近づけていくのも経営者だと思っている。