(数日前に書いたブログをアップしてませんでした)
昨日まで俺の座右の銘はずっと
「気合いと根性」
だった。
ただ、人は加齢によってポジションや体力などの理由でできることが変わってくると思う。
それに合わせて座右の銘も変える方が正しいのではないか。
まあ、戦前の憲法をこれからずっと使ってもいいものなのか?というのと同じような感じだ。
今朝のFacebookでシップス先生がこんな投稿をされていた。
「近くのジョイフルへモーニングコーヒー飲みに来た。後ろの席では、頭の悪そうな若者たちが徹夜明けでハイテンションになり、騒いでいる。前の席では、薄汚れたフィラのキャップをかぶった爺さんが、ドリンクバーで何度もコーヒーをおかわりしながら本を読んでいる。夜勤のウェイトレスは、あまりに眠いのか、お客さんの食べたあとを片付けているうちに椅子にもたれて寝てしまった。この寒い北陸の朝、いろんな人が生きている。誰の人生が尊いわけでもない。それでも俺の想像以上につまらない人生なんてものもあるのだろう。」
https://www.facebook.com/masahiro.kubota1
なるほど。
深い。
深いわ。
そして一昨日、卒塾生ののぐ先生(今はお医者さん)からメールが来た。
俺が本当に信用しているごくごく少ない人数の一人である。
30年以上毎日飲み続けてた酒を何ヶ月もかけてストップさせたのはのぐ先生の一言だった。
そののぐ先生の学会誌投稿の記事を見せてもらったのだが、すごくいい内容だった。
何かというとエネルギーは使い切ってもすぐに充電されるから、あらかじめ自分のエネルギーをセーブしたり振り分けたりする必要がないという内容だったのだ。
仮に困難な状況にあるからといって、エネルギーを配分するのではなく使うことが大事だと書かれていた。
元ネタは他にもあったようなのだが、のぐ先生が自分の今の状況や経験に照らし合わせて見事に書いてあったので、すごく腑に落ちた。
確かに、道端でずっと座っていても時間が過ぎるし、信じられないほど行動力で生涯を終える人もいる。
もしも人間のエネルギーの総和が一定であれば、頑張っている人はどこかで頑張りが止まるはずだ。
エネルギッシュな人がずっとエネルギッシュであり続けるのは、やはり充電はすぐにされているのだろう。
俺はエネルギッシュに生きてきただろうか....
今までやってきたことを羅列しよう。
高卒で会社に入ったけど、そのあと大学に入学した。
大学1年生で結婚
34歳で独立して開塾
2年半で生徒600人超え
財閥の家庭教師
全国6ヶ所を飛行機で移動しながら授業(東京、大阪、新潟、石川、山口、福岡)
初めて書いた参考書で日本一
ブログのアクセス数、教育業界で1位(もう書いてないけど)
カンボジアにチョコレート工場を作ろうと画策→断念
フィリピンに英会話教室を作る→集客しなくて失敗
ベンツとBMW、合わせて6台購入
ハノイ大学に正規入学→入学式の日に自主退学
日本で一番海外旅行に行ってる塾講師
まだまだ書けそう....
まあ悪くない。
なんかやるのに気合と根性って言ってる時代はきっと終わったな。
俺的に。
というわけで人生後半の座右の銘は
「エネルギーを使い切る。」
にしようと思う。
これからエネルギーを使い切っていくので、よろしく頼むぞ。