みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

さあ帰国したぞ。俺が気づいたことを教えてやろう。1

帰国した。

 

ハワイを4時に起きて飛行機に乗った。

 

成田までの飛行時間は8時間。

 

そんなにぎゅーぎゅーじゃないのがありがたかった。

 

その後、簡単な健康チェックをやってから東京駅まで成田エクスプレスで。

 

最後は新幹線。

 

結局、移動に19時間もかかった。

 

疲れた。

 

これがアメリカとヨーロッパに行くのがきつい理由の一つだ。

 

これが南米とかアフリカに行く場合、最低10日間は旅行期間が必要であることの一つだ。

 

世界一周して、何が得られるのかをシリーズで教えてやろう。

 

世界一周は世界一周。

 

普通の旅行とはやはり話が違う。

 

旅行しながら、この旅から得られるものは何なんのだろう?

 

そういうことを考えながら旅を続けてきた。

 

不思議なことに、旅の中ではいろいろなことがひらめいてしまう。

 

 

旅の前半には俺はこんなことを考えていた。

 

幸せとは「人との関係」であるわけだから、人との関係を円滑にしたり知り合いを増やしたりする生き方をすることこそが幸せなのではなかろうかと。

 

例えば、英語がそうだ。

 

今、俺は日本語が話せるから、日本人友達がたくさんいる。

 

英語に関しては意思の疎通程度はできるので、コミュニケーションは確かにとれる。

 

だけど、もしも英語がペラペラになると友達が世界中に10倍くらい増えたりしてもっと豊かな日々を送れるのではないだろうか。

 

友達を増やすために英語の勉強やろうかな、タイ語の勉強しようかな、ベトナム語の勉強しようかな....

 

英語の勉強するとしたら、意思の疎通が大事なわけだから上手に発音するとか、うまく聞くこととかが大事なるだろう。

 

だけど、俺が必要だと思ってるスキルは英検やTOEICではない。

 

英検やTOIECってなんなのだろう?

 

毎日毎日、いろいろな国の人と英語で話すうちに、もっと聞けるようになりたい、もっとわかるようになりたいという欲求が上がってくる。

 

戻ったら、絶対に語学力の向上、それが俺の豊かな老後へ向けての俺の準備なのではないだろうか。

 

趣味で語学を始めたら、何歳になっても勉強ができるし、知り合いの数も増えていって自分の気持ちも楽しそう。

 

そんな自分の将来を何度も想像した。

 

 

気づいたこと 1

 

語学ができるときっと楽しい将来が増えるはずだ。