みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

あと3日。

100日前から始めた勉強もあと3日か。

 

1年の3分の1近くも勉強してしまった。

 

勉強してると、勉強を教える側の気持ちじゃなく、勉強を習う側の気持ちになれる。

 

 

俺は通信教育で2人の先生に習っていたのだが、いつも塾の授業に置き換えて聞いていた。

 

どういうフレーズが安心するのか?

 

どう言われると嬉しいのか?

 

まず一つ間違いないのは、知識が豊富な先生は安心するということだ。

 

何かを覚えるにしても、縦糸だけじゃなく横糸まで貼っといてくれると、記憶の網ができやすい。

 

 

今まで習ってきた先生を思い浮かべてほしい。

 

きっと教科書を読むだけのような授業をする先生もいただろう。

 

板書がきれいな先生もいたと思う。

 

まとめプリントを配りまくる先生もいたはずだ。

 

余談の多い先生もいたはず。

 

 

 

また、俺は資格試験のためにいくつかのグールプに所属していた。

 

同じ試験を受ける人たちが、バーチャルに集まって意見を交換するグループだ。

 

マニアックな話をする人がいたり、毎年受験している人、いろいろな人がいた。

 

みんなの話を塾の先生として見ていた。

 

感じたのは、要領がいい人が通りそうだということだ。

 

 

思い出してみると、学校の勉強でも知ったかぶりして難しそうな問題を出し合ってるやついたけど、結局成績は大したことがなかったなと。

 

自分なりに上手い具合にグループ分けして覚えたり、対比させたり、関連づけたりして覚えている人が合格しそうな感じだし、そういう人の説明は覚えやすいのだ。

 

桃太郎の家来は、犬、猿、キジです。

 

と覚えるより、「犬が食ってた骨を猿が木の上まで持っていって、キジが空高くまで運んだ。」というイメージです。と言われた方がわかりやすい。

 

桃太郎の家来は粋さ。(いきさ→犬、キジ、猿)のようにゴロにしてもいい。

 

うまい具合に整理してくれて、わかりやすく説明してくれると、普通に覚えるよりも何倍も楽になる。

 

結局、塾の先生はそれを求められていると思うのだ。

 

 

俺は一番最初の化学は、工業校で習った。

 

簡単な教科書を使って、NaのNは大文字で、aは小文字です。

 

っていうところから教えてもらった。

 

その後は、会社で研究をやりながら独学で受験の化学を勉強した。

 

だから、自分なりの整理方法やまとめの方法たくさん作った。

 

大学で化学科に進み6年間化学ばっかりやったのちに、化学の研究所に戻った。

 

工業高校で習ったり、化学の会社で働いたりしたことで、化学に対して幅のある経験ができたと思っている。

 

 

これがすんだら、今、としや先生ありさ先生たちと書いている参考書をブラッシュアップさせて、みんなが少しでも覚えやすいものになればいいなと思っている。

 

実はもう結構できているのだが、共通テストに向けての微調整をしているところだ。

 

 

あと3日で試験。

 

ああ、長かったっと。