みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

ペットボトル考

ここ数年はペットボトルを持ってくる子が増えたね。

毎日毎日ジュースを飲むのはどうなんだろう。

 

 

これは仕事とは関係ない。

個人的に思ってることだ。

だから誰かのことを言ってるわけでもない。

ここ数年、ずっと思ってきたことだった。

 

毎日ジュースを与えてるってどうなんだろう?

子供が毎日ジュースを飲むメリットって何があるんだろう。

水筒に水でいいんじゃないかな。

それかお茶で。

糖分?

じゃあ、勉強する前に吸収の速いブドウ糖の方がいいんじゃないの?

わざわざ果糖やショ糖をとらなくても。

毎日ジュースを飲んでる子を見てると、友達や周りのことは関係ないのかなって思ったりする。

もし子供の頃の俺がジュースが飲みたいんだったら、ちょっと隠れて飲むと思う。

周りの子供でジュースを買えない家だってあるわけだから、子供であってもきっと友達に配慮したはずだ。

とにかく毎日ジュースを飲む意味がわからない。

 

もし、俺が親で俺が子供だったら、俺は自分にこう言うね。

「パパー、僕もジュースを買って飲みたい。」

「ジュースを買いたい時は買ってもいい。

だけど、みんなが飲んでる時だけにしろ。

お前だけが飲むんじゃない。

お父さんは人間関係を重んじてるんだ。

お父さんの格好は変だけど、人間関係を重んじてきたからみんなから許されてきたんだ。

いいか、お前は俺だから、お前にいいことを教えてやる。

ジュースを飲むんじゃなくて、みんながお前が飲んでる水を飲みたいと思うような男になれ。

お前は「あついー。さ、水飲もう。」って水筒の水を旨そうに飲め。

みんながお前が飲んでる水を真似したいと思うようになるんだ。

いいな?

どんなにAIが発展しても人の心は残るんだ。

そもそも、水分の補給は体にH2Oを入れると言うことだ。

特定のイオンがあった方が吸収が良い可能性もあるが、太古の昔から人は水を飲んできた。

どうしても水で格好をつけたいのなら、お前が冷蔵庫でいろいろな氷を作ってみてどんな氷だと一番良い温度で飲めるのか試せば良い。

お金や物に頼るんじゃなくて、お前はお前の魅力を磨くんだ。

金やものはお前が作ったものじゃないから、お前自身の魅力にならない。

俺はお前だから、お前のことを、つまり俺のことを心から思って言ってる。

わかったな?

自分を光らせることを考えるんだぞ。」

「イエッサー、ダディ!」