自分で勉強してて思ったことがある。
例えば、すごく上手い先生が何かを教えてくれたとしても、それによって何かの得があったことに気がつかなければがんばれない。
得とは何か?
点が上がることである。
「子供が塾に行くのを楽しみにしています。」
このフレーズは俺自身も何度も聞いてきたが、それだけでいいのだろうか?
塾が楽しい場所であることはいいことであるが、楽しいだけならゲーセンと変わらない。
点を取れる仕組みとはなんなのだろうか?
どういう風に解説すれば、点に結びつきやすいのか?
もちろん、小学生、中学生、高校生、知ってる語彙数も全然違うし、成熟度も全然違うので、一通りのやり方ではないはずだ。
また、塾にいるときだけが全てではない。
どうやったら、家でも頑張れるのか?
そしてどういう風に点に反映させていくのか?
根本的なことを考える必要がある。
国家試験の通信教育をやってみて、塾と大人用国家試験勉強の差がわかった。
そして、国家試験と入試のアプローチの違いもよくわかった。
そもそも国家試験の勉強に関しては、合格したあとのことは想定されていない。
こういうのが出るからこう覚えましょうというスタンスしかない。
逆に無駄がないので、わかりやすい。
教育産業においてが、本当の学習をすべきだとか、点を取るだけの学習はよくないと言われるが、本当だろうか?
そもそも社会に出たときに、それまでに習った学問が直接役に立つケースはそれほど多くないように思う。
だったら、通信教育のようなアプローチの方が無駄がなくていいような気がする。
ま、賛否両論があるから、あまり書かないが。
とりあえず93日間、やったこともない旅行の勉強をしてみていろいろ学ぶことがあった。
いいところは塾に反映させていきたいと思っている。