俺、定期試験って勉強し始めたときにほとんど順位が決まってるんじゃないかって思ってる。
だって、実際にそうじゃない?
テスト範囲が出て教科書を見たときにどれくらい覚えるかって、すでに自分で決めてないか?
だから家庭教師とかやると(ま、ちなみに俺は○井の元家庭教師ね)、先生の方側がだいたいこれくらいまで覚えてもらおうって言うのを子供の学力を見ながら決めるんだよね。
その時、子供にある程度の力があれば、「よし、〇〇位狙おう。」って決めるし、それがトップ目指す場合なら、ここまでは絶対に伝えとかなければって思うわけだよ。
つまりマンツーの場合、テスト対策の勉強量の見積もりは、本人じゃなくて先生の方がやるから、爆上がりしたりする場合が出てくるってことになる。
高校生の場合も同じだと思う。
合格するために大体どれくらい覚えないといけないかわかってるから、難問も外して、そして参考書や問題集、あるいはやる方法まで伝えて、勉強を開始する。
どれくらい覚えるのかは、先生が決めてるからやはりそこを目指していくことになる。
ま、例えば東大だったら、難問を何%くらいできるようにしないといけないか?とか考えるし、医学部だったら、ある程度のレベルの問題までなら100%に近づけとこうとか思うよね。
つまりである。
テスト勉強においては見積もりがものすごく重要だと思うのだ。
だったら、見積もりには何が重要か?
俺は自己評価だと思っている。
「自分はトップでなければならない。」と思ってる人間は、トップの見積もりを作るだろうし、「大体平均くらいでいい。」と思ってる人間は平均の見積もりを作るだろう。
見積もりに基づいて、勉強計画表ができるわけだから、自己評価が成績まで影響してくることがわかる。
だから俺はみんなの自己評価にすごく気を使っている。
毎回ちょっとでもいいから、モチベーションの話をするようにしているのは自己評価を高めて欲しいからに他ならない。
そういう風に考えていくともはや、その子の実力×自己評価で結果が決まってるのではないかと思えてくるようになる。
俺らの塾は毎回毎回、自己評価をあげることに挑み続ける塾でありたいと思っている。