今日の話はやや自慢がはいっているので、他人の自慢が嫌いな人は読まんといて。
俺ががんばって勉強を始めたのは20歳を過ぎてからだった。
だけど、そのあとからはほとんど毎日勉強し続けたと思う(35歳くらいまで)。
最初の勉強はもちろん、大学受験。
後にも先にもこれ以上勉強したことはない。
今のように動画学習があったら、もっともっともっと簡単に勉強できたと思うが、あの頃は何もなかったので、ゼロから参考書を読んで理解するしかなかった。
誰にも習わずに、一人でやるのは相当大変だった。
ただ、暗闇の中でも進めることを学んだ。
大学に入ってからは6年間、テスト用に毎日勉強してた。
テスト期間だけじゃなく普通のときも勉強してた。
俺のスポンサーである会社に成績表を送らないといけなかったからだ。
たった一人で勉強する苦しさと、みんなで一緒に授業を受ける楽さは比較にはならなかった。
そして会社に戻った。
その後、昇進試験の関係で危険物甲か、公害防止管理者一種試験(大気、水質)、高圧ガス製造保安責任者甲を受けるように言われた。
国家試験なんか受けたくなかったのだが、どうしてもダメだ言われたので、それならと逆恨み的な気分で4つ同時に受けた。
あの当時、会社では1年間で2つの試験を受かったのが記録と言われていて、職場の人からは無謀な挑戦、仕事を休んで試験勉強する気かと言われた。
でも、仕事しながら全部合格した。
なんせこっちは勉強ばっかりして生きてきたのだ。
落ちるわけなかった。
今日の自分があるのは勉強のおかげだと思っているから、勉強を教える仕事をやりたいと思い、会社を辞めて塾の先生になった。
その後、20年間子供達と一緒に勉強をしながら今日に至るが、いかんせん、俺の方が勉強の受け方を忘れちゃってるわけよ。
だって追い込まれた勉強をずっとやっていなかったんだから。
教えるのにはもちろん慣れてる。
できる子はこうやって勉強するってのはもちろんわかる。
だけど、ノートをとったり暗記したりという苦労をしていないから、どこが精神的に苦しいかっていうのは忘れちゃってるわけよ。
これよくないじゃん。
覚える苦労、例えばトイレに貼ったり、音声を何回も聞いたり、極限のそればっかり考えてアイドリングするような感覚を忘れ過ぎてるわけよ。
ってなわけで、なんか勉強でもしてみようかと。
今年の俺のメインテーマは参考書を書くことなので、優先順位は参考書だ。
でも、空いた時間に自分の勉強をがんばってみようかと思うようになっている。
そうだなあ、半年くらいで受かる試験でも探して受けようかと思い中だ。
もちろん、俺の半年なので、普通の民なら1年くらいかかる試験じゃないとね。
俺が民と同じ時間勉強してしまうと、点が余り過ぎてしまうので。
あっ?
年齢が行き過ぎてるから、記憶力は大丈夫か?
そんなの関係ないの。
勉強 = 気合
これだけなんで。
というわけで、試験でも探しみてようと思ったやる気のある今日の昼下がり。