さっきTwitterで見つけたのだが、相変わらず生徒がどんどん減るらしい。
10年くらいで1割減るようだ。
1割減るということは、塾が1割消えてなくなるか、どの塾も1割の生徒を減らすということになる。
通塾率が変わらなければ...の話だ。
今後の塾をどういう風にして生き残らせるのか、俺の考えを教えてやろう。
そして俺はそういう風にしてゆく。
真似していいよ。
教育界の流れは、一般の生活品の購入の流れに遅れて追随しているように思われる。
バブルの頃は多くのものが揃うデパートが大人気だった。
そして近場のコンビニ。
今はアマゾン。
教育界も似ている。
巨大な予備校が出現した。
そして予備校は淘汰され始めている。
塾は予備校よりはダメージが少ない。
デパート → コンビニ → アマゾン
予備校 → 塾 → オンライン
ここで大切なのは、アマゾンがあっても、コンビニもスーパーもデパートも残ってるということだ。
多様化しているということ。
塾はコンビニレベルに相当していると思う。
だとすると.....
スーパーの商圏は4km。
コンビニの商圏は400m。
そう考えていくと、今後少子化を勝ち残っていくためには、一つの中学に張り付くべきだと思う。
もしも一つの中学に本気でベタ付きしていけば、大手と遜色なく戦うことができるだろう。
その中学の進度、あるいは先生の癖にまで合わせることは大手には無理なはず。
中学から見て、ランチェスター1位をとっていれば、大手に負けることはない。
それから、大手は綺麗な外装やCMにお金をかけている。
生徒が1割減るとすれば、売り上げも1割下がることになる。
それを回避するためには、人件費や固定費を落とすことになるために、大手は今の水準を維持するのが大変になるのではないだろうか。
だから、中学圏の中での覇王争いになると思う。
これに勝ち残るためには、各中学にベタ付きの塾を作って、それをコンビニのPOSシステムのように結んでいく。
各中学ごとの学力差を補正しながら、進路指導していく。
もはや特徴のない普通の授業をしてると、一瞬で淘汰されていくに違いない。
個別指導の塾というよりは、かかりつけの塾くらいのスタンスでそれぞれの子供たちをしっかり把握することが大事になると思う。
では、俺がこれからの10年に対して、どれくらいビビってるのか教えてやろう。
もう一度、最初のグラフを見てみろ。
俺が塾を始めた年は151と書いてあるところだ。
今は、117。
既に俺はマイナス34を耐えてきた。
10年後に105になったとしてもマイナス12。
それでも塾を拡大してきたのだ。
俺は始まったときから、アゲンストの風しか拭いていない。
アゲンストの中で生きてきた男なのだ。
というわけで
アゲンスト上等。