俺はこの仕事を広角にやるつもりはない。
地域ベタベタに密着していく。
それを決めたらやることは色々決まってくる。
例えば、ブログやツイッターの視聴回数なんか俺にとってもはや無意味になる。
それ以上に重要なことは、必要な人にどれだけピンポイントで情報を届ける工夫をするかということだ。
俺のお客さんは、この辺にしかいないわけだから東日本にファンがいっぱいできても全くしょうがない。
自分の言葉を本当に届けたい人は、半径10キロ以内にしかいない。
だから、今の塾生や親御さん、卒塾生を大事にすることが正しいと言える。
俺は同時に、東京と新潟と大阪と金沢と山口と福岡で授業してたからわかる。
都会と田舎では勝負の仕方が全然違うし、ライバルも全然違う。
商圏の広さも全く違う。
田舎者は都会に憧れたり、全国全域をターゲティングにしたくなる。
また、小さい塾はチャンスがあったら塾を大きくしたいと思うかもしれない。
だけど、自分に一番合うサイズで仕事することが一番効率がいい。
実際、塾を大きくしすぎると固定費がすさまじくなって、ぶっ飛びやすくなることは生徒ゼロからグループ1000人規模まで増やしてきたからよくわかる。
もしも生徒が1000人とかいたら、俺には絶対に無理だし、そんなことになったら安くてもいいからバイアウトしたいと心から思うことだろう。
人のことが羨ましいと全く思わなくなった。
全国で有名にもなりたくないし、テレビにも絶対に出たくない。
自分がハッピーなのが周りもハッピー。
ま、そういうことだ。