みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

サンパウロから飛行機をかっ飛ばしアマゾン川へ。

アマゾン川で有名な街と言えば、マナウスでしょう。

 

ということでマナウスにぶっ飛んだ。

 

 

おっ、いいじゃん。いいじゃん。

 

飛行機から見える景色、すでにアマゾンじゃん。

 

そして降り立った道路。

 

あれ?

 

マナウスって都会じゃないの?

 

マーケットもこんな感じで、大してというか別に都会じゃない。

 

 

そして俺らはジャングルの中に入った。

 

アナコンダもピラニアもタランチュラもいるアマゾンだ。

 

もちろんガイドと一緒だ。

 

2泊3日のジャングルツアーが始まった。

 

スタート地点はここ。

 

おお、ムードいいねえ。

 

船はどんどん進む。

1時間近く乗ってて見えた。

 

あれが俺らが泊まるジャングルロッジか。

 

 

ジャングルロッジからの出発でその後、ワニを探すツアー、猿を探すツアーとかに参加したのだが、ただの水上ドライブで何一つ生き物がいない。

 

こんなクソつまらないアマゾンにいることに時間の無駄を感じてしまう。

 

それ以上に気になることが俺にはあった。

 

電波が....

 

電波がないのだよ。

 

いきなりスマホの電波が切れてしまったので、みんなに「何日まで電波がありません。」のアナウンスをしていない。

 

俺の交信が切れたことで心配されてる人もいるかもしれない。

 

アマゾン川に人間以外の生き物がいない+アマゾンに電波がない。のダブルショックで、2泊3日のツアーを中断することにした。

 

1泊したところで「もう帰るわ。俺。」ってな感じで、ジャングルを離れた。

 

あー、面白くなかった。

 

 

地上に戻り歩いていると、色々なガイドに声をかけられる。

 

アマゾン川ツアーどうですか?」

 

「アマゾンツアー最高ですよ?」

 

「いらんわ。動物もいないくせに。」

 

「絶対に動物いるあるよ?」

 

「本当か?」

 

「さらに色々探検もできますよ。」

 

「いやいや探検はいらんのよ。同じ景色同じパターンで飽きてるんだから。動物は何がいるの?」

 

アナコンダとなまけものね。」

 

「なんだと?じゃあそれだけ見に行く。」

 

「他のところは?」

 

「いらん。それだけ見てすぐ帰る。」

 

「オッケーねー。」

 

というわけで翌日、再びアマゾンのジャングルに向かった。

 

着いた先はここだった。

 

家?

 

家じゃないのこれ?

 

そして家の中からおばさんがこれを待ってきた。

 

 

あら、かわいいいいいいん。

 

すりすりすりすり。

 

っていうかこいつペット?

 

アナコンダももしかして?

 

 

ペットかああああ。

 

でも、すごく臭ーーーーい。

 

アナコンダ臭いの〜〜〜〜。

 

くさっ。くさっ。

 

まあ、これでいい。

 

謎の動物を探すツアーに行くより、アマゾン川でペット飼ってる人に見せてもらうのが無理がない。

 

滞在時間15分。

 

動物を見るツアー1万円終了。

 

 

変なジャングルロッジよりよっぽどよかったぜ。

 

 

まあ、一応、アマゾン川が綺麗だったので何枚か載せとこう。

 

 

 

というわけでアマゾンよ。

 

さらば、我は地球一周の続きがあるのだ。