「なんか髪の元気がなくなってきたね。」と散髪屋さん(同級生)から言われた。
俺は骨から毛が生えてると思ってたから、そういうことを言われる日を想像していなかった。
でも、俺は決めていることがある。
それは老化に対して、隠すことはしないということだ。
例えば、ユーチューバーやらテレビ出てる人は化粧している人もいるよね。
少しでも若々しく見せるために。
俺は絶対にやらない。
不意に会ったときの俺と、動画や写真でみる俺が違ってはならないからだ。
まあ、俺の容姿に期待している人もいないだろうし、そもそも俺はそういうことで勝負なんかしていない。
髪がなくなろうと、白髪になろうと、シワシワになろうと、シミができようと、腰が曲がろうと堂々と老けたいと思っている。
しばらくぶりに会う俺を見て、「先生、老けたね。」
「そうなんだよ。さすがに時間を動かすことできないしね。」
と、笑って応えられる男になりたい。
それよりも楽しく道のど真ん中を、しっかり歩ける男になりたい。
卒塾生たちが「やっぱり、先生は先生だったね。」と、思ってくれるような生き様をしたいと思っている。
ちょっと予期していなかったから動揺しているのだが、ま、人類の新陳代謝ってものがあるから、ヒトとして無理してまで若さを少しでも残したいと思わない。
どっかで若い人に怒られたり、いうことを聞かないといけない日が来るのは仕方ないことなので、そのときそのときに全力でいればそれでいいかなっと。
そんなふうに考えている。
俺が今、先輩たちのブログやTwitter、Facebookなんかを見ながら将来の勉強しているので、俺も若い人の参考になる生き方をやろうと思う。
郷ひろみのような感じじゃなくていい。
沢田研二のようになりたい。