少し前にTwitterで、ある先生(オンラインの塾長)が化学の説明をしていた。
それが知らない考え方だったので、実際はそういうことだったのかと思って質問してみた。
「これはこういう風になってるかと思ってたのですが、実際はそういう風になっていたのでしょうか?」
俺はみんなの前で、知らないから教えて欲しい、あるいは間違って覚えてたかもしれないから教えて欲しいと言ったのである。
その先生が、「そうですよ。実際には〜〜〜。」
その説明を見ると、その先生が刹那的にとりあえず最もらしく難しい言葉を並べていることがわかった。
そもそもそんな現象起こるわけないし、いかにも俺は化学を知ってるから、お前じゃわからんよ的なクソ説明だった。
それ以前に、言葉の使い方が全然おかしいのだ。
何度も何度も化学の試験を受けた人間なら、きちんとした定義で説明することをしなければ減点されることを知っている。
そしてできるだけ平易な言葉をつかって説明するはずだ。
逆に言うと難しい言葉になればなるほど、きちんと使っていくものだ。
カップラーメンで言うとこんな感じだった。
「拉麺を棚から所有して、開放してお湯を放水してください。」
所有っていうのはとってくることではないし、開放じゃなくて開封ね、お湯を放水って想像するだけでも大袈裟だし使わない。
「ラーメンを棚からとって、フタを開けてお湯を入れてください。」
こういう風に書かないといけないと思う。
さすがにおかしいので、その先生に「そういう考え方じゃなくて、こうじゃないですか?」って書いたら、速攻で記事ごと全部削除されてブロックされて終わった。
はー?
カッコ悪。
俺は、ただ新しい考え方だったから、そういうことが起こるのか?と思って質問しただけだったのに。
昨日、その塾の別の先生が1ツイートに2つもミスって他の先生にリツイートで突っ込まれてるのを見かけた。
どうせあの塾だから、また誤魔化して終わりかなと思っていた。
でも、その先生は違っていた。
ちゃんとミスを認めていた。
しかも瞬間的に。
ミスなんか誰でもあるんだから、間違ってましたでいいと思う。
俺だって、いつもいつもミスってる。
生徒にも板書のミスをよく指摘されるから、「あっ、ごめんね。」ってきちんと言うようにしている。
それを「いやいや、こういう場合はこうなんだが、俺のイメージは...」とミスを誤魔化したり逃げたりしない。
誤魔化すか誤魔化さないか、それは塾の問題じゃなくて、人の問題なんだなーってわかった。
.....悪いこと書いてしまった。
だけどこの前の塾長。
大きくなりたかったら、適当なことをやらずにきちんとやった方がいいぞ。
今さえ良ければいいでは、きっと長く続かない...