何度もいうけど、俺は金のためだけに働いているわけではない。
一人一人のことを、それなりに思ったり考えたりしながら仕事してる。
そしてその中に喜びを見出している。
まあ、そうじゃなかったら20年も続けられないとは思うけど。
んで。
思ったことがある。
昔、高校生とだけ勉強してたときって、背後のお母さんの顔がイメージしにくかったんだよ。
やっぱり、お母さんのことを知ってる方が授業がやりやすい。
なんでかって、お母さんのニーズがわかるから。
塾に完全におまかせにしたいお母さんなのか、いろいろ子供さんのことを把握したいお母さんなのか、
成績を重視しているお母さんか、総合的なものを大切にされているお母さんか..
もちろん、わかった方がやりやすい。
子供達一人ひとりに個性があるから、全員同じように接しているわけではない。
打たれ弱い子にはあまりプッシュしないし、声をかけて欲しそうな子にはなるべく声をかける。
だけど、お母さんの顔がわかればまたちょっと違ってくる。
打たれ弱くても、できるだけ子供さんをプッシュして欲しいと思っているお母さんだったら、ちょっとプッシュしてみる。
声をかけて欲しい子でも、お母さんが協調生を大事にして欲しいと願っているのであれば、その子にも声をかけるときは、みんなにも同じように声をかける。
そういう意味で、中学の時から通ってくださってるお母さんとは何度かコミュニケーションがあるので、イメージがしやすい。
また、お兄ちゃんやお姉ちゃんが通ってくれたお家とはより長い付き合いになっているので、やりやすい。
ちょっと車に乗せてもらったり、一緒に飲みに行ったり..
大手の塾だと怒られるかもしれないが、俺は個人塾の塾長。
さらには地域密着型の塾なので、できるだけ親御さんとコミニュケーションとれたらと思ってやっている。
そうは言っても大小はあるが、1教室で生徒が100人くらいいるので、一人ひとりの親御さんと接する距離感にも限界はあるのだが。
ま、楽しい塾生活で、親御さんの顔が見えた方がもっと楽しくなるな、俺的には。
そういう話。