俺の塾は褒めることを大事にしている。
まあ、「褒める塾だね。」言い方変えると。
去年の実績もう一回言おうか?
センターを18人受けて、16人国公立に合格した(2人東大、6人九大、2人広大)。
だから、俺には言う権利があると思っている。
お母さん、もっと子供さんを褒めてあげてくださいよ(特定の誰かに言ってるわけではない)。
「子供が勉強しない。」
「成績が上がらない。」
「ゲームしてばっかり。」
わかりますけど、順位が上がったんでしょ?
じゃあ、褒めましょうよ。
順位が上がってってことは、相対的に前回より頑張れたってことなんですから。
この教科は良かったけど、この教科が悪い?
良かった教科を褒めましょうよ?
文句ばっかり探さずにいいところを探してあげませんか?
ああ、わからない?
わかりやすく言いましょうか?
俺、塾の先生なんで説明はプロなんで。
お母さん。
家族のために美味しいご飯作ったとするでしょ?
そしたら、周りの人が「美味しい。」って言うべきと思うでしょ?
せっかく上手にできたのに、「米が硬い。」って言われたら、萎えるでしょ?
100歩譲って、「米はちょっと硬いかもしれないけど、ほうれん草がシャキシャキして美味しいねえ。」って言われると頑張る気しませんか?
順番間違えないでよ?「ほうれん草はうまいんだけど、コメが硬いなあ。」じゃないよ。
まだわからない?
あなた、ジム行ってるとするでしょ?
ベンチプレスで今日初めて55キロのバーベルを上げられたんですよ。
頑張ったんですよ?
その瞬間、コーチが「はい。次は60キロ目指しましょうね。」
こんな愛のない言葉かけてきんだからたらどう思いますかね?
「おめでとうございますー!!!55キロすごいですねえ!さすがですねえ。パチパチパチ。」
じゃないですか?
だって、55キロを褒められたんだから、普通自分で60キロ目指しますよ。
だから、自主性ってもんが出てくるんでしょ?
自分で60キロと言う目標を定めて進んでいくから、1人でもできるようになるんでしょ?
褒めるだけでよくないですか?
それを「はいっ、次60キロー」って言われたら。
それもう動物を躾けてるような感じになりませんか?
ご飯を頑張って作っても、「はい、次はスパイスを工夫しようね?」って言われると、ただの徒弟制度みたいになりませんか?
頼む。
お母さん。
もっと褒めて。
子供が自分で進んでいけるように。
お母さんが次から次に注文出してくると、子供が勉強嫌いになる。
そしてやらされている体質から抜けられなくなる。
いつかは自分でやらないと、大学受験まではお母さんの言葉は届きません。
「まだ頑張りが足りない。」と言い続けていいのは神しかいない。
今日からあなたの子供を褒めてくれ。
みかみ塾からのお願いだ。