(芸能人の方に敬称を省略させてもらっていることをどうか許して欲しい)
俺らは、昔から話していた。
お笑い、つまり人を言葉で楽しませるプロが授業したら、これはもう最高なのではと。
俺が塾を始めた頃はナイティナインの岡村や今田耕司なんかがめっちゃ面白かった。
この人たちが授業したら、そりゃあもう誰も勝てないんじゃないかって。
俺らの塾も昔は、授業のわかりやすさ投票みたいなのをやっていて、俺はまあ、とりあえず1位だったわけだが、岡村来たら負けるなあとか勝手に思ってた。
で、ご存知のように俺は塾の先生だけど、毎月海外に行く旅人なので、同じく旅人の話をよく読んでいたわけだ。
ここ数年で衝撃だったのは、当時高校生だった吉野くんが単独でバックパッカーとして世界一周したことだった。
翌年、何人かの高校生が同じように世界一周に挑戦したのだが、二番煎じだからな..
とあまり注目していなかった。
(まあ、それでもウオッチできる範囲で見ていたのだが。)
ところがだ。
謎の中学生(中坊レイくん)が、ヒッチハイクでアメリカ横断に挑戦するという暴挙に出たのだ。
これは結構炎上して、そもそもヒッチハイクを禁じている州もあるアメリカで、中学生が単独でヒッチハイクに挑むのは治安上好ましくない(と俺も思う)。
結局、警察に補導されて、お父さんがアメリカに迎えに来られたというところで、話を終えた。
かに見えたのだが、その中坊はな、なんとそのままマレー半島縦断に目標を変えていたのだ。
その中で、高校生バックパッカーのやなくんと会って、俺の中でやなくんへと注目が変化した。
ちなみに中坊レイくんのお兄ちゃんは諒くんと言って、これまた偏差値37から東大に挑戦するというチャレンジをしている。
おいおい、親御さん、ってなるのだが、まあそこは置いといて。
ちなみにやなくんがつい先日、帰国した。
その時のノートがこれだ。
めっちゃよくないか?
俺も200回以上の海外旅行をしてきて、どこに行ったかよりも誰と行ったかの方が強く印象に残ったと書いてある。
同感だ。
さらには、そのやなくんが世界一周をした時のスポンサーの一人がな、なんと中田敦彦だったのだ。
趣味の問題だから許して欲しいが、西野亮廣よりいいね。
祝辞のニュアンスがしっかり込められている。
これ。
後半は全部、やなくんのことだ。
やはり、行動に移せる子達は頭がいいし、色々なことを考えてるんだと感動したよ。
だが。。。。
ここからだ。
ここからなのだよ。みなさん。
中田敦彦の口からアレクサンドロスという言葉が出て、俺は驚いた。
そして
昨日からだ。
怒涛の勢いで、世界史のアップが始まった。
食い入るように見たよ。
勉強になるわー。
俺はね。
中田敦彦もトークのプロかもしれないけど、俺らもプロなわけだよ。
しゃべりだけで食ってるんだから。
だけど、種類が違うからアプローチが違うと思うのだ。
芸能人側からアプローチしかも一流の人からのアプローチは、俺はこれ、
日本の教育界が一気に進化
するのではないかと思っている。マジで。
さらには勉強のことにあまり関心がなかった若者までも、勉強するかもしれない。
中田敦彦がもたらした追い風はすげえぜ。
ビュンビュン来たぜ〜〜〜。
俺は絶対にこの人のトークを勉強するよ。
そして異業種からの天才が参入してきたらこうなるのかってことを、深く受け止めて学ぼうと思う。
そして俺の授業も一段パワーアップする。
ちょうどゴロゴの化学を執筆中でよかった。
まだ修正が間に合う。
ちょうど学びエイドの動画を新しくしようと思ってたからよかった。
まだ間に合う。
受験界の世界史の先生も頑張ってね。
さらにいい授業にパワーアップしようね。
中田敦彦さん、世界史が終わったらどうか次は化学にしてください。