つい最近、美味しい味噌をいただいた。
俺はそれから少しの間、考えていたのだ。
これを使って味噌鍋を食いたいが、味噌汁になるのではないだろうか?と。
巨大な味噌汁を食いたいわけではない。
味噌鍋が食いたい。
味噌汁と味噌鍋の根本的な違いはなんなのか?
いろいろなページを検索した結果、俺と同じ疑問を持つ人は多いようで、「味噌鍋を作ったのですが、味噌汁になりました。」的な話が散見される。
そうかそうか、お前らよ。
お前らも同じ意見か。
みりんと酒を加えるか否か、これが俺が最終的に導き出した結論だ。
みりんってなんだ??
今まで何度も聞いたことはあったが、みりんの有無がどんな味の差をもたらすかは知らなかった。
みりんだけを買うか、酒も買うか。
とりあえずスーパーに行って、みりんを購入した。
念のために料理酒のところを見てみたら、あら?
料理酒って日本酒じゃないの???
成分に食塩とかが加えられている。
ということは日本酒の味だけを加えているわけではなく、なんらかのバランスか。
酒も購入して、調理開始だ。
具材は豚肉と大根。
大根はこれまた畑でとれたものをもらったやつなので超新鮮うまいやつなのである。
いつもなら、一気に全部どかどかっと入れて作るのだが、豚肉は一回熱湯を通した。
書いてあったんでね。
そして俺の中で自己最高に手間をかけて作られた味噌鍋がこちら。
盛り付けのセンスがないのは許して欲しい。
そもそも盛り付けていないので。
味噌は俺らにはあまり馴染みがない、赤味噌だった。
おいちー。
大成功じゃあーりませんか。
やはり俺は海原雄山も認めた、稀代の料理人。
いや、実際は味噌と大根の力によるものが多かったと思う。
あとは汁だけ。
俺のことを知ってるヤツはわかると思うが、俺は汁も飲む。
ごちそうさまでした。
本日の学び。
「材料がすごかったら、スキルあまり必要ない。」
おいしかったです。ありがとうございました。
次はヨダレ鳥なるものを作る予定である。