久しぶりにフィリピンに行った。
俺は生徒たちには修羅の国だと説明している。
まあ、だいたいこんなイメージ。
さすがにデュテルテ大統領になったから変わったかなー?って思って行ったんだけど、まあ変わったといえば変わったというか、なんか「グリコジャイアントコーンがまたまた大きくなって新登場」的な...
ストリートチルドレンもホームレスもすごく減ったし、タクシー乗車の際の緊張感も減ってたし、まあそれよりもびっくりはGrabがあったこと。
修羅の国でGrabを使うってことは、上のバイクの後ろに乗るのと一緒だからね。
そういうの成立するのかなあ、って思ったけど普通だった。
ただね。
ホテル入るときには、毎回持ち物チェックとX線。
デパート入るときも持ち物チェックとX線。
どこかにタクシーで行くたびに、タクシーのトランクとかを全部チェック。
フィリピンの成人男子の職業の半分はガードマンじゃねえのか?
コンビニさえガードマンがいるからね。
ガードマンが減り始めて、初めて治安がいいって言える気がするね。
さて、話を戻そう。
俺の知る国の中でフィリピンが一番貧富の差が大きいと思っている。
10年以上からフィリピンには何度も行ってるから、さすがに知り合いも結構増えてくる。
すると、面白いことに気づくんだよね。
例えば、同じ英会話教室で働いていた先生でも、お金持ちになってきている人と相変わらずな人に分かれてきている。
お金持ちになって行ってる人はどんどんお金が入ってきている。
昔はみんな同じ職場で一緒に働いていたのにも関わらず、である。
どういう人がお金持ちになってると思う?
変化をおそろれずに質問してきたり、何かを実際にやってみたり、「面白そうだからやってみる。」って行動した人。
変化を恐れた人は、変化せずにそのままの生活をしてる。
日本は良い悪いを抜きにして、斜陽国家であることは疑えないと思う。
だから、動かなければ一緒に下がってしまう。
俺はね。
日本は好きだけど、俺のランキングが下がるのは嫌なの。
俺の頭は日本版から世界版にアップデートされてるから、世界ランキングが気になるわけよ。
ちなみにお金だけの話をしてるんじゃない。
俺はお金は欲しいけど、そこに全力を使ってるわけではないからね。
俺は自分の幸せイメージがあって、そこに自分を重ねて行ってる。
そして、今から新しい方向に進んで行こうと思ってる。
っていうか、もう進み始めてる。
とにかく俺は変化したい。
下りのエスカレーターに逆らって走り上がらなくてはいけない。
普通の生活ではダメなのだ。
それから若いヤツの真似はダメだ。
若いヤツと同じやり方をして、勝てる時代じゃない。
俺は俺のやり方で挑んでいきたいと思っている。
変わってることで、逆にいろいろ負のハンディはあるけど、ま、そういうことを気にするとダメなわけよ。
勝ちに行く。
新しいアイデアで勝ちに行く。
今年の俺はまさにそれ。
ナイス俺。