集客の考え方は色々あるが、俺は理由がいると思っている。
例えば、俺がうどん屋だったとするだろ?
俺の店の広告をいたるところに載せたとする。
そうするとお客さんが増えるじゃんか。
でも、これだと続かないと思うのだ。
続くためには理由がいるから。
「味がいい。」とか「安い。」とか「24時間営業である。」とか「近い。」
とか。
他人に説明するときに一言で話す塾の形容詞がね。
塾でも同じだろうと思うのだ。
広告を打ちまくれば、一時的に生徒は増えるだろう。
塾の場合はうどん屋のように、他の店と比べられることは少ないからそれでいいのかもしれない。
でも、俺にとってはそれはよくない。
「宣伝ばっかりしてる塾ね。」
おいおい、俺の大事な塾にそういう形容詞は適切じゃないだろう。
こっちは自分の名前までつけてやってるのによお。
だから俺は塾の特色をさらに明確にしていこうと思う。
俺の会社の名前知ってる?
正式な社名。
「愛を込めて・みかみ塾有限会社」っていうんだぜ。
ハートは社名として認められなかったから、・になってしまった。
そして有限会社ってところもすごく気に入ってる。
今や有限会社は作ろうと思っても作れない。
俺は会社を作った当時、お金がなかったから株式会社にすることができなかった。
いつか株式会社に変えようと思ってスタートした。
いつだったか有限会社がなくなるときに、株式会社にしますか?みたいな打診があったが、俺は有限会社を残した。
有限会社は長く続いている信用になると考えたからだ。
さて、しばらく授業の方にウエイトを置いていたから、全体のことについて考えていなかったけど、もう一度原点に帰って、「愛を込めて」という部分を強調した塾作りを構築したいと思う。
塾を選ぶのは結局人間で、塾を作っているのも人間だ。
そして、中学生から塾に来てくれている子は5年以上の付き合いになる。
学校のどの先生よりも長い付き合いになるだろう。
小手先の技で集客するのではなく、自分の子供も預けようと思ってもらえるような塾を作りたい。
そして「先生に会えてよかったよ。」と言ってもらえるような塾にしたいと思っている。
というわけでそういう感じの集客をしていくから。
元々のコンセプトに合ったやり方を展開していく。