塾の先生や予備校の先生で工業高校だった先生は少ないと思う。
俺は中学の時に、工業高校に行くことを決めたのだが、学科だけはよく知らなかった。
というか興味がなかった。
でも、理科で一番嫌いなのは化学式だった。
その頃はあまり勉強していなくて、化学式という言葉もあまりわかっていなかったし、何より工業高校の中で唯一女の子がいる学科に行きたかった。
高校の最初の化学の授業で、化学式が出てきたとき「あのCH3COOHのやつか..(化学という言葉をあまりわかっていなかったので。)」
「俺の嫌いなやつやん。」
「こんなの3年も勉強できるんかいな?」
そう思ったけど、不思議なことに化学の成績がどんどん上がっていって、ずっと化学の仕事をしている。
15歳で化学の道に進んでから、ずっと化学で食っている。
本当に不思議だ。
化学が嫌いな人は、ただ単にわからないからだけに過ぎないと思う。
濃度の計算ができたり、化学反応式が書けるようになったりすると、きっと好きになって来ると思う。
今までは、トップの生徒を対象に教えてきたけど、これからは全範囲に向けて説明していかないといけない。
あっ。とりあえず春に化学基礎の本出すことになった。
なんとゴロゴのアルス工房から。
俺がゴロゴシリーズ?
.....合うんかいな。
今の日本中の中3のみんなが思わず買ってしまう本を書こうかなと考え中。