工業高校卒だった俺は、最初の模試の成績が20万人中19万番台だった。
そこから受験勉強を始めた。
みんなから「やめとけ。」とか、「できるわけない。」とかいっぱい言われた。
でも、関係なかった。
会社をやめて塾を開くときも、「そんなの成功するわけない。」と言われまくった。
でも、関係ない。
何かしようとすると、マイナスな言葉をたくさんもらえる。
だけど、関係ないんだよ。
今の成績や、今の実力ってのは途中経過なんだから、途中でなんか言われても困るじゃんか。
結果はやってるやつの頭の中にしかないし、それを信じられるのは自分だけだろ?って話。
自分がそれを信じられずに続けられないんだったら、当たり前だけどそれはうまくいくはずがない。
だけど、本当に未来の自分の姿をありありと想像できて、そこに向かって夢を抱き続けられるのならその夢はきっと叶うよね。
今回、俺は22日間で日本にいたのがたったの3日で、あとは海外にいた。
日本(飛行機)バンコク(飛行機)チェンライ(車)フェイサイ(船)ルアンパバーン(飛行機)バンコク(飛行機)日本(飛行機)バンコク(飛行機)ヴィエンチャン(飛行機)ルアンナムター(バイク)ムアンシン(バイク)ルアンナムター(電車)ルアンパバーン(飛行機)ヴィエンチャン(ソンテオ)ノンカイ(バス)ウドンタニ(飛行機)バンコク(飛行機)ダナン(寝台バス)ドンホイ(リムジン)フエ(リムジン)ダナン(バイク)ホイアン(バイク)ダナン(飛行機)バンコク(飛行機)日本
世界一周に続く長い旅行だった。
海外にいて、いっぱい考えたよ。
俺は何をしたいのかどうなりたいのか。
すごく時間があったので、いっぱいいっぱい考えた。
見えたね。
あとは気持ちが続けられるかどうか。
夢を諦めるやつって気持ちが続かないんだよね?
俺もこの歳になって、また新しい夢を持って頑張れるかどうかわからない。
でも、なんかがんばってもいいかなあって思えるところまで復活してきた。
「化学の先生」で最後の勝負をしたいなあって今、思ってるところ。