俺の挑戦。
大学受験しようと思ったとき、他人に言おうか言うまいか迷った。
言うとブーストがかかっていいのだが、もしも挫折したときにカッコ悪い。
だけど、受験するためには上司の許可がいる。
上司にだけは話さなければない。
すると、当時の研究所長がこう言った。
「なんでも周りに宣言すればいいんだよ。そうすれば背水の陣が勝手に敷かれるから。」と。
俺はみんなに宣言した。
「大学受験の勉強をやろうと思います。」と。
俺の以外の周りはみんな大学院卒で、俺だけが大学のことをしらなかったのだ。
周りのみんなは大学受験や大学のことを想像できたと思うが、俺には想像できなかった。
自分だけが知らないのに、それをやると宣言する、なんか惨めな気分だった。
俺の家が貧乏だったから、俺には大学に行くって発想がそもそもなかった。
俺がもし、俺の家に生まれていたら俺はきっと大学のことを考えて勉強していただろう。
とにかく、俺の人生はもう俺が作れるわけだから、人のせいにせずに自分でできることをやっていこうって考えるようにした。
で、勉強が始まったわけだ。
先祖代々受け継がれているこの遺伝子のままに生きていくとするなら、きっと世代が一代若返ったにすぎなかっただろう。
だが、俺は先祖からの流れを俺の力によって変えて、子孫に繋いでいこうと強く思った。
そして、まずは1回目の決断と努力によって俺の人生は確実に変わった。
それが大学卒になることだった。
その後、何度かの挑戦を経て、今の俺がある。
ま、自分で言うのもなんだが、結構いい線まで来たと自己満足している。
ところで、挑戦って信じられないほどのパワーを要するのはわかるだろうか?
挑戦ってのは、自分の中に大きいドリームを生み出せて、それを達成することによって得られる快感もありありと想像でき、そこに向かう過程の苦しみを乗り越える精神力があると判断したときにだけできるものだと思っている。
もう一回挑戦できそうな気がしている。
もう欲しいものは全部持っている俺の前には、ネクスト挑戦は現れないと思っていたが、今回挑戦してもいいと思うネタに当たっている。
間違いない。
絶対に最後だな。
人生において挑戦のチャンスはそう多くないことがわかってるから、ラスト挑戦になるだろう。
最後まで気持ちを維持できるかどうかわからないけど、とりあえず一歩は踏み出せた。
すべてに感謝だ。

ちなみに旅行ってすごい。
みんなから見たらこれ、ただの道だよね?
俺はこの道の上に立ってたから、この写真の中に入っていける。
においも温度も音も全部わかる。
ちっ、絶好調すぎるな。