センター試験って、やっぱり平均点6割くらいの問題を作って欲しいと思う。
問題の難易度を揃えてくれないと受験生だって対応できないし、俺らもすごく大変になる。
2006年、12年前から化学の点の推移を見てみよう。
64→61→64→70→54→57→65→64→69→63→54→52→?
流れで行くと 64→61→64→ ここまではよかったんだよ。
でも、次の年にミスって70を作っちゃった。
この年は本当に美味しい年だった。
平均70とかになると塾だとほとんどの子が9割超えるからね。
で、反省して 70→54→57→65→64 じわじわと6割台に回復と。
問題はここ2年の話なんだよね。
54→52→
バカか?
50台も60台もそんなに変わらないと思うかもしれないけど、これはものすごい違う値だ。
わかりやすく説明しようか?
テストが1問1点で100問あるとするじゃん。
60点ってことは60問正解。
50点ってことは50問正解。
60問正解していた子が、50問正解になったとする。
すると今まで解けていた60問の中に解けない問題が10問発生する。
つまり10/60=とけていた問題の17%が解けない問題に変わるってことになる。
解けていた問題の約2割が解けない。
これはデカいぜ、さすがに。
もしも平均5割でくるんなら、5割の対策しないといけなくなる。
でも、受験生は忙しいから化学ばっかり勉強できない。
できるだけミニマムの勉強時間で高得点をギフトしないといけないじゃん。
俺らは金もらって教えてるプロなんだから。
今年こそはまともなヤツが問題を作ってくれるはずだから、平均63%あたりを目論んでいる。
とはいえ、一応難しめの問題も今年は多めに準備している。
もうすぐ受験生(俺らも含めて)の戦いが始まる。
久々に記録を狙っていきたいと思っている。