もうすぐハノイ大学の入学式だ。
久しぶりの入学式だから、緊張するなあ。
というのはもちろん嘘で、インスタ映え映えする写真をゲットしておかないといけない。
今さら俺がいい成績などとれるはずもなく、進級できる自信も全くない。
授業の内容が、ビールとか、昼寝とかなら、高得点取る自信があるのだが、まともな勉強をやれそうな気がしない。
というわけで、もはや1番欲しいものは学生証だ。
早く学生証をゲットして、大学生であることを自慢したい。
卒業証書はゲットできる自信が100%ないので、残念だけど学生証だけのゲッチューになるだろう。
大学進学に関して、日本の中からだけ選ぶ時代はもはや終わったと思う。
ケンブリッジにするかハーバードにするか、東京大学にするかを実際にガチで考えている生徒も出始めている。
俺が18歳で、その俺に今の俺がアドバイスするならガチで「ハノイ大学を受けろ。」だ。
俺みたいに化学科出て化学の仕事してるのなら、大学の勉強は役に立つと思うが、多くの学部は将来の仕事にそんなに結びついていないと思う。
それなら、違う文化の中で言語の一つでも多く話せるってことは、生きる上で結構なアドバンテージになると思う。
俺らくらいの年代になってまで「お前、どこの大学?」って聞いてるやつは、もはや雑魚だと俺は思う。
お前、その年で大学の名前出さないとなんかできないのか?って思ってしまう。
まあ、そういう俺はハノイ大学学生に学歴を変えるわけであるが、これは
「面白いから。」に他ならない。
とりあえずおっさんの俺が、いやおっさまの俺が、ハノイ大学に入ってみて、海外の大学に入学できることを広くお知らせしたいと考えている。
これから数年間、俺が出す本の著者学歴のところには、「ハノイ大学学生」と刻み込む予定だ。
人生、ふざけてなんぼなのだ。
面白ければそれで勝ちなのである。