トヨタの豊田章男社長が昨日、「終身雇用を守っていくのは難しい局面に来た。」って話したらしいね。
怖いわ〜。
これからどうなるんだろう?
いつも言ってるように、秦の時代には、始皇帝でさえ電話かけられなかったし、飛行機も車もなかった。
科学技術の発展で色々豊かになってきているから、大数の法則で考えると、今後も豊かになっていくはず。
だから心配はいらない。
...本当かなあ。
で、俺はあることを思い出したのだ。
俺が中1のとき、文化祭で中3の女の先輩が「神田川」を歌ったわけよ。
「神田川」を歌ったかぐや姫はもうなかったし、ボーカルの南こうせつもテレビに出てはいなかった。
すでに懐かしのメロディーとかに出てたと思う。
でも、先輩の甘い声とその歌詞とメロディーに俺は聞き惚れてしまった。
「赤い手ぬぐいを持って、好きな人と銭湯行って、3畳一間の部屋に住んでる恋の歌か。」
俺は自分が大人になったら、そんな切ない甘い恋をするようになるんだろうと胸がキュンってなった。
本物の神田川を見れたのは、学生の頃だった。
初めての学会発表だった。
神田川ってこれ?
こんな川の横の3畳の下宿?
でも、懐かしく思い神田川のそばを歩いてみた。
3畳の下宿を探してみたくなったのだ。
ない。
3畳の下宿などどこにもない。
っていうか、マンションになってるじゃん。
今、日本中探しても下宿ってないよね。
シェアハウスならあるけどね。
ああ、人々の生活はやはり豊かになっているんだと思った。
俺が小学生の頃には電話帳に「呼び出し」と書いてある家が何軒かあった。
家に電話がないために、近所の電話を借りている家だった。
でも、今は呼び出し電話どころか子供まで携帯を持ってるからね。
やっぱり豊かになっているのかなあ。
終身雇用制が崩れるとか、学歴社会が崩れるとか聞くと未来に対して恐怖を感じてしまう。
先進国の中で、日本だけが経済成長が止まっているのもすごく気になる。
俺はおそらく最後までいけるが、若い仲間たちは大丈夫なのだろうか?
俺が元気な間に新しい芽をいくつか育てておきたい。
なまじ海外に行っているので、ついつい海外と比べてしまう。
この先も悩み続けるだろうが、受け入れて生きていくしかないね。
その通り。