センター試験ラスト100日になった。
今日からロングスパートかけるように。
スパートもかけられないやつは落ちるしかないんで。
長距離走と受験って似てると思うんだけど、例えばラスト1キロとか、ある区切りになったら自分の全力を放出し始める時期が来る。
こいつをロングスパートっていう。
ロングスパートが始まったら、今までのルールが結構変わる。
一つは「脱落しないように。」必死で走っていくのみになることだ。
もはやいかなる戦術も意味をなさない。
残りの体力を計算して、それがギリギリ続くであろう全力を出し尽くす走りに変わることとなる。
力をセーブして、とか周りの気配を読んだりコースを考えたりすることはなくなる。
ただ、全力を振り絞ることに一点集中だ。
ロングスパートになると駆け引きがなくなるために、二極化してくる。
脱落する者と歯をくいしばる者だ。
脱落者も結構出るのが意外だ。
心で負けた子達だ。
わかるか?
俺の生徒は一人も脱落してはならない。
絶対に一人も心で負けたらダメだ。
負けそうなやつは俺のところに来い。
俺が500メートルくらいぶっ飛ぶビンタくらわせて目を覚まさせるから。