ニンビンからスタートした俺は、ハノイへと向かった。
ここ数年で東南アジアは、すっかりGrabがメジャーになってしまっている。
そんなこともコロナの前に知っていたのだが、コロナでしばらく海外に出ていなかったのでGrabのありがたさを忘れていた。
ベトナムのタクシーはぼったくりも多いので(ま、特に多いのはホーチミン側だと思うのだが)、Grabがあると安心する。
ハノイに戻った最大の理由は、ハノイ大学に通ってるりゅうやくんに会うためだ。
これから、どんどん海外で勉強したいという子が増えるだろう。
実際に通ってるりゅうやくんからの情報が欲しい。
ということで、りゅうやくんにハノイ大学や寮を見せてもらった。
ハノイ大学は外国語大学なので、ベトナム人だけじゃなく他の国の人たちも多くいる。
ああ、外国の人が多いなあ、いやいや俺たちも外人なのである。
今までと違った文化の中で勉強するのも悪くない。
昔は留学といえば、英語圏の国だった。
当時、日本よりも発展が遅れていた東南アジアに留学する人はほとんどいなかったと思う。
だけど、今はそういう時代ではない。
大学に入っても世の中にそのまま使える勉強を習う人は少ないだろう。
特に文系の人はその傾向が強いかもしれない。
それなら、一つの言語が話せるようになる方が将来の可能性も広がる気がする。
何にせよ、職業の選択肢は時代と共に増え続けていると感じた。
あと、りゅうやくんの優しさ、気の使い方に痺れてしまった。
こんなにも紳士で他人のことを気遣えるなんて、俺が若かったらきっとりゅうやくんを目指したいと思ったに違いない(今はもう性格が固まりすぎてるので改造不能)。
今まで会った最高に優しい人達の中の一人だと思った。
そして飛行機でダナンへ飛んだ。
ホイアンに行くためだ(ダナンとホイアンの間、車で40分くらいな感じ)。
チェンマイやシェムリアップのような、風情を残すきれいな街だ。
コロナ禍でどう変わってしまったか興味もあった。
ホイアンはほとんど変わっていなかった。
ただ、個人的にはカエルとか、そういう変わった食べ物を出す店は少しずつ減ってきてるなと感じた(おそらく世界一般に言えることだと思う)。
カエルで乾杯。
円安がどんどん進んできている。
サーチャージのこともあって、全ての航空券を5月までにおさえた。
まわる全ての国は最初から決めている。
この旅のテーマを最後に書きたい。
日本はコロナがすごいみたいだね。
こっちはマスクしている人が50%くらいだ。
日本にいると世界がまたロックダウンしてしまうんじゃないかという気がしてくるが、世界はこっちを見ているような気がする。
これから、南アジアを抜けて、中東、ヨーロッパ、アフリカと進んでいくが、どんな感じなのかを伝えられたらと思っている。