塾の先生をそう遠くないいつかに引退しようと思っている。
経営はまだまだやろうと思っているが。
理由はひとつだ。
若い先生の方が、子供達に上手に届けられるのではないかと思うようになったから。
引退しても完全に子供との関わりをゼロにするのではなくて、例えば個別とか、急にあげないといけないときとか用の授業は続けていこうかと思っているが、大人数授業は例えば、としや先生とかありさ先生の方がいいんじゃないかって感じる。
元々は二人とも俺の生徒だったわけだから、俺の方が化学はできるはず......
ただコミュニケーションはもはや二人の方が上手なんじゃないか..というか、生徒と年齢が離れすぎると共通項が少なくなるので、感性も違ってくるのではないかと思うのだ。
俺だって同年代のやつらよりは、TIKTOKもインスタもやってるし、領域展開だってできるし、「チー牛」とか「おはようでやんす」とか普通に使ってるし、酒が飲みたかったら梨泰院で飲んでるよ、そりゃあ確かに。
だけど感性は大事だ。
俺らの最年少ヘッドはしょうた先生の22歳だが、最初のイントロからジェネギャ(ジェネレーションギャップ)を感じてしまう。
時代は昭和ではないのだ。
相手はZ世代なのである。
Z世代にはZ世代の言語がある。
オイルショックがとか、ジュリアナに入りたかったけど...とか、もはやZからしたら壬申の乱や文永の役と大差ない時代の出来事なのだ。
ってことで60代以上が輝ける職場を調べてみた。
1 軽作業 ..... なめんじゃねえ。
2 福祉、介護 ...... 老老介護か、アホタレが。
3 ボランティア .... もはや利潤さえ追求していない...
だめだ。
ダメすぎる。
クソじゃねか。
矢沢だ、YAZAWA.
もうYAZAWAしかいない。
矢沢永吉は71歳らしい。
よおし。
俺も矢沢目指してがんばろう。