↑ これの続き。
そんな中でも、おばあちゃんが時々俺に言ってた言葉がある。
「いちろう、貧乏は三代続かないから、あんたの時代からはお金持ちになれる。」
だった。
今になって思うとこれは嘘だな。
貧乏な親の教育では、やはりハンディがあるのは否めない。
塾に行ってるか行ってないか?
勉強やるために応援体制がしっかりしていないか?
勉強だけをとってもハンディがある。
俺の場合はたまたま、大学に合格したら授業料を出してくれる会社というスポンサーがいたから、今日まで来ることができた。
だけど、祖母の「貧乏は三代続かない。」という口癖は根拠のない安心感を俺にもたらしてくれたことは事実だ。
じゃあ、俺は金持ちになったのか?という問題だが、これについて答えたい。
俺は実は、自分のことを大金持ちだと思っている。
毎日スシローにだって行けるし、毎日居酒屋だって行ける。
車もあるし、家もある。
読みたい本はすぐに買える。
パソコンも複数台持ってるし、一人で暮らしているこの家にはトイレが2つもあるのだ。
しかも、コロナ前までは毎月海外旅行で好きな国に行っていたし。
これが大金持ちじゃなかったら、なんなのだろうか。
たくさんの貯金?プール?タワーマンション?
あー、全然興味ないっす。
高い飲み屋さんも、高級ワインも、料亭とか高級料理も全く興味がない。
俺は、あの頃の俺が見た理想の生活水準をもう手にしたのだ。
だから、大金持ちなのである。
「おばあちゃんの予言通りになったよ。」
と手を合わせて、おばあちゃんに報告したい。
人によって成功の定義は違うはず。
俺は今の俺が100点だ。
これ以上の成功は必要ない。
次に欲しいものはただ一つ。
ヘッドのみんなが「もう欲しいものはない。」のゴールに辿り着くこと。
物欲の量は人によって違うだろう。
人によって違っていいんだよ。
みんなが「もう欲しいものがなくなる。」の状態になるように、仕事を考えていくのである。
みかみ塾グループで一緒に働いてくれているみんながハッピーになれるように。
俺のことを知っている人で、俺みたいになりたい人は多くいると思う。
ハッピーなオーラが泉の如く無限に湧いてるので、どうしても感じさせてしまうからね。
ハッピーを。
ハッピーに関しては謙遜することも不可能だ。
一番大事なものを教えよう。
うまくいくのに一番大事だと思うものを。
それは「運」だ。
俺の今日までは全部「運」でできていると言っても過言ではない。
いい人、いいタイミングに会え続けて今日になった。
いつか「運」のことを書いてみよう。