俺は現在、アルコール断ちを行っている。
アルコール依存症の専門病院に通いながら....
言っとくけど、俺は別に24時間酒を飲んでいたわけではない。
寝る前に酒を飲んでいただけだ。
ただ量が多いので、このままでは体を壊すのではないかと思い自主的に酒をやめただけだ。
誰かに迷惑をかけたわけでも、何か失敗したわけでも、医者からドクターストップがかかっているわけでもない。
どうせ酒をやめるのなら、きちんとした知識をもってやめようと100kmも離れたアルコール依存症専門病院に通院している。
実際のところ、「酒が飲みたい。」と毎晩思っているのだが、その気持ちが日々減ってきているのは確かだ。
今日、2回目の病院に行った。
....心が洗われるね。
俺の苦しい気持ちを理解してくれて、しっかり応援してくれる。
俺の頑張っている過程を軽視せずに、どこが苦しくてどこをがんばってるのか認めてくれる。
ああ、やめられるかもしれない..
自然とそう思えるのだ。
酒をやめたと言っていいのは1年以上経過してから。
安心できるのは5年間の断酒期間を経たのち。
ああ、そんなにデンジャラスなのかアルコール依存症って。
一人だったら、10000000000000000%の確率で酒をやめることはできないだろう。
自信を持った誰かのペースで、先人が酒をやめてきたルートに則って確実に歩みを進めていける気がする。
塾もきっと同じだろう。
塾は勉強するところなので、勉強するのが自然な場所だ。
そして、毎年毎年、合格者の成功パターンが蓄積されていく。
「このままじゃダメだよ。」
「もう少しがんばろう。」
「受かるペースだね。」
その子の学力と勉強スピードなどをみて、いいアドバイスを送ることができる。
また、勉強のためだけに作られてる施設なので、勉強以外のことを考えるのが逆に不便になっている。
苦しいことをひとりだけでやるのは難しい。
だけど、経験値が蓄積されているところでやるなら、きっと一人でやるよりもイージーなはずだ。
勉強をすることにおいて、塾よりも特化している場所はないはずなので、これからも頑張る子供達には塾が必要なのではないかと思った。
今日行った病院のように、いまやってることが清々しいことで、そして善であるという空気をしっかり作り込みたいと思った。
さて、今日もがんばろう。