みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

抑えらなかったこと。

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さて本題。

 

今日はCoCo壱

 

チキンと夏野菜カレーは9月いっぱいだ。

 

なるべくCoCo壱で食っとかなければ。

 

俺は1人なので、当然カウンターだ。

 

俺がいつも行くCoCo壱にはカウンターが10席ある。

 

一番右側にはマンガが置いてある。

 

たぶん、トイレだろう。

 

その隣には人がいる。

 

その隣を一つ空けて座った。

 

つまり右から4席目に座った。

 

俺が座った後にどんどん入ってくる。

 

俺の左隣は空いているがそれ以外の左側の席は全部詰まってしまった。

 

つまり空いてる席は、俺の両隣。

 

俺は金髪なので、両隣が空きやすい。

 

そして俺の左隣に人がきた。

 

ちょっと臭いがきつい人だ。

 

カレーの時に臭いがきつい人が近くにいると、残念な感じになるんだよな〜。

 

ところで一番右のやつはまだ戻ってこない。

 

イスだけでいうと右から、空席、漫画読んでるやつ、空席、俺、あとは全員座っている。

 

よくよく考えると俺の左は全部詰まっているのに、右のやつだけが両隣空席だ。

 

もしかして、一番右のマンガはこいつが快適に食うために確保している席ではないのか?

 

だんだんイライラしてくる。

 

何度も右のやつを見ながら舌打ちしてるのだが、マンガに夢中で俺に気づかない。

 

それか気がつかないフリをしているのか。

 

すでにカレーを食い終わってるのに、熱心にマンガを読んでいる。

 

そいつが読んでるマンガは「はじめの一歩」の102巻だ。そいつのすぐ左側には100巻と101巻が置かれている。

 

一番右のキープ席をよく見ると103巻が置かれている。

 

こいつ読んでいないマンガを右に置いて、読んでるマンガを自分のところにおいているんじゃないだろうか?

 

っていうか、確定だ。

 

こいつのせいで、一番右の席に誰も座れない。

 

だんだんイライラしてくる。

 

俺はなるべく怒らないって決めているから、なんとしても平常心でいたい。

 

ただ、こいつの無神経さに頭にき過ぎている。

 

お前のせいで、俺の左側の人たちはぎゅーぎゅーで食っている。

 

しかも右のやつは30代だろう。

 

お前より年上の人たちが、左でぎゅーぎゅーにしているのがわからないのか?

 

俺が何度も右のやつを見るから、右のやつはこっちを見ない。

 

もしも、ここで文句を言ってCoCo壱に迷惑がかかってもいけないし、喧嘩になったら面倒だ。

 

とにかく気にしないようにしないといけない。

 

気にしない。気にしない。

 

 

全部食い終わった。

 

俺は全部食い終わったから帰る。

 

でも、食い終わったお前は両サイドを空席にして呑気にマンガを読んでいる。

 

 

だめだ。

 

もういい。

 

喧嘩になってもいいから、お前はここで矯正する。

 

もう店だってに迷惑がかかってもいい。

 

そのあと警察に行くことになってもいい。

 

俺は怒りを抑えることができない。

 

 

「おい。隣のマンガ誰の?お前、こっち見てみろよ、みんながびっしり座ってるのに....」

 

 

「すいません。」

 

そいつはすぐに本を自分の方に寄せた。

 

 

すみません、と言われてしまった以上もう責めることができない。

 

それで俺はその店を出たが、こういうのがすごく苦手なのだ。

 

前も空港のラウンジで、大声で電話し続けてるバカがいた時に、「ゴラァ」ってなってしまった。

 

なんでわからないんだろうか。

 

 

 

俺は自由人だが、公共の福祉のことは大事に考えている。