ひなまなの【最後の教室】みんなありがとう。...泣かす。
俺の高校時代と比べて違いすぎる。
俺は、日本の外に出てみようという発想もなかったし、そもそもそういう環境ではなかった。
そして、俺も約20年くらいこの仕事をやってきて、たくさんの子と海外に行ったが、「休学してまで世界一周する子」には初めて出会った。
一人がやると一気にハードルが下がるから、これから日本でも挑戦する子が増えるかもしれない。
ただ、高校生の女の子がバックパックを背負って世界を回るとどうなるかを知っている人は現段階では誰もいない。
まだ誰も挑戦したことさえないからだ。
ひなもまなも中学時代からみかみ塾に通ってくれていた子達だ。
4年目以上の付き合いなのでよく知っている。
二人とも文系なので、途中から俺の直接の授業はなくなってしまったが、廊下や自習室で出会うと話していた。
勉強がよくできる子達なので、かなりいい大学に現役で合格できたはずだ。
許可された親御さんの心中、そしてたまたま二人とも同じクラスだったために、担任の先生の責任のようなものも大変だったに違いない。
でも、俺は思う。
いや、親御さんのことを考えると、俺も思うと書く方が正しいかもしれない。
人生は一回しかない。
色々なことをするのにタイミングというものがある。
最近、ホリエモンが「時間革命」という本の中でこんなことを言っている。
「時は金なり」ということわざがある。
僕に言わせればこんなバカな考え方はない。
人間にとって何より尊いのは「時間」である。
「Time is money」というのは真っ赤な嘘である。
「Time is Life」なのだ。
俺は塾の先生なので、究極的には子供達を東大に入れることが仕事だ。
だから、今回の世界一周は塾の趣旨からすれば、逆のことをやっている。
だけど、勉強を通して頑張ることを教えている。
今回の世界一周の話は、色々な確率の掛け算をくぐり抜けたレアな出来事だ。
そういう意味ではチャンスと考えることもできる。
俺はこの子たち先生として、世界に行くことのきっかけを作った人間として、そして日本で一番、海外に行っている塾講師として、全力で応援している。
ひなまながクラファンのリスト見せてくれた時に、みんなの横には金額がちゃんと書いてあったのに、俺の横にだけ「無限」と書いてあった。
無限かよ〜。俺は。
ひなまなもこの旅行が成功するまで、きちんと応援しようと思っている。
また、この子たちが世界一周を成し遂げた後に、他の人ができないようにことにさらに挑戦して、多くの人を幸せするだろうということを信じている。
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