ロッキーという有名な映画がある。
俺はあの映画の魅力は、努力するシーンだと思っている。
ロッキーが努力しなかったら、それはもはやグロッキーだろう。
努力するところに人は感動するし、そのあとの勝利に意味が出てくると思うのだ。
長い間、塾の先生をやって高校生を教えていると思うことがいっぱいある。
例えば、もう少し早くから気合い入れてればもっとよかったのにと思うこと。
あるいは1年生の時は結構頑張ってるのだが、ほとんどの子が2年生では中弛みしてしまう。
みんなだらけてしまう2年生の時こそがんばればいいのにって思う。
時間をかけて獲得したものはそう簡単に抜けたりはしないからだ。
もしも、1年生や2年生の時から3年生の受験のことを意識して一生懸命にやっていれば、応援してくれる人も増えると思うのだ。
質問でも「どこがわからないの?」って聞くと「全部わかりません。」という雑な聞き方をする子がたまにいるが、そういう雑なことをやっていると信用を失ってしまう。
また毎日勉強をしている子はそういう雑なことにならない。
大人でもたぶんそう。
例えば、遊んだ後とかに頑張ってる日のTwitterを見たりすると、「ああ、俺もがんばったとけばよかったな。」とか思うことがある。
頑張ってる間は、周りから影響をほとんど受けない。
ただひたすら自分が努力しているだけだからだ。
だけどそれはまぶしくて、やっぱりそういう人をうらやましいって思ってしまう。
今日まで生きてきて、ダラダラ過ごした時間よりも忙しかった時間の方がキラキラと輝いていた感じる。
リタイヤはしないし、授業もやめる気持ちはない。
ずっと子供達と一緒に頑張っていく人生を歩みたいと思う。