語学っていいなあって思う。
その国の言葉が話せるようになったら、きっと世界が広がるはずだ。
英語だって、話せるのと話せないのでは旅行の面白さが10倍くらい違う気がする。
化学はできるようになっても、披露する場がないし実感もわきにくい。
まあ、テストのための勉強だから仕方がないけど、語学はなんか性質が違うよね。
例えば海外旅行にいくときには、生徒にいろいろな単語を説明してからいくんだけど、喜んでもらえる単語は「ディスカウントプリーズ(安くして)」だな。
あとは「ダイアリア(下痢)」と「ボミット(ゲロ)」、それから「アンチバクシン(抗生物質)」なんかは、知ってるだけで何度か助けられたことがある。
逆に知らなくて困ったのは、「プラスター(絆創膏)」だ。
今まで、フィリピン、カンボジア、シンガポール、香港、ラオス、タイ、韓国の病院に行ったことがあるが、病気関係の単語は知っていると便利なことが多いと感じた。
語学は旅行と結びついているから、本当に楽しい。
また、旅行用の専門用語、
ビザラン、アイルシート、ドミ、沈没、オールインクルーシブ、バウチャー、ラナイ、ストップオーバー、ノーショウとか....
こういうのも誰かに教わったっていうよりは、自然にだんだんわかるようになった。
あとは空港コードとかも、3文字みただけでわかる空港がどんどん増えてくる。
最近は、コロナのせいでOKAとかFUKとかばっかりだもんなあ。
ハノイ大学を1日で中退してしまったので、もう一回ベトナム語を勉強したいなあとかふと思ってしまった。
英語ができる日本人はいっぱいいるけど、ベトナム語ができる日本人はそこまで多くない。
山口県なんか10人もいないだろう。
こんなにベトナムの人が多いのに。
歳をとって運動するのも楽しいけど、言葉を交わして友達を増やしていくってのもきっと楽しいことだろう。