貧富の差が大きかったら、絶対に不幸だと俺は思っている。
東南アジアでいうと、フィリピンが一番貧富の差が大きいと思う。
例えば、ショッピングモールには、ホームレスっぽい感じの人は入れないからね。
下手したらコンビニにも入れない。
なんでかって?
こんな感じで、それぞれの店の前にガードマンがいる。
銃を持って。
だから、誰かに追いかけられたり嫌な感じになると、どっかの店に逃げ込むと安全なのだが、一方ではめっちゃ金持ちの人もいるからね。
貧しい人は、リッチな人をいつも横目に見て暮らしている。
俺が、ホームレスだったらもう絶望しかない。
だけど、自給自足の村とか行くと、みんな貧しいから結構楽しそうに暮らしているように見える。
子供たちが虫を捕まえに行ったり(食べるために)、魚捕まえたりして、和気あいあい暮らしているように見える。
誰かが貧しかったとしても、みんなが貧しかったら別に妬みとかうらやましいとか絶望感が生まれにくいと思うのだ。
ちなみにそれが、俺が東京が苦手な理由の一つだ。
10年以上前になると思うが、東京で塾をやっていたとき、俺が住んでた千代田区の平均年収は1000万円超えてたからね。
例えば、沖縄とか東北地方とかで年収1000万円っていうとまあまあ金持ちだと思うのだが、千代田区では平均以下になる。
フェラーリーやらランボルギーニやら見ると、ため息がでてしまう。
っていうか、そのギラギラしたエネルギーに俺がやられてしまうんだよね。
シンガポールも同じ理由で苦手だ。
マリーナベイサンズのところに、いつも高級外車が停まっていて、はー。ってなる。
一攫千金狙ってる人達や野心家のエネルギーって凄まじいものがあるから、俺なんかその人たちの覇気だけでキャタピーとかニョロニョロとかになってしまいそう。
俺には山口県がお似合いだと思う。
住むところを間違ったら、きっとうまく生きるのが難しい。
今まで日本では人口が増えてきた。
人口が増えることを前提に、例えば不動産も上がってきただろうし、インフラも整備されてきたと思う。
だけど、これからは人口が減ってくることで起こるいろいろな現象が俺らに襲いかかってくるだろう。
目先のことで判断するのではなく、対極的に物事を考えていきたいと思う今日この頃である。
酒をやめてまだ10日かあ。
すごい我慢してる気がするんだけど、まだ10日か。
がんばろっと。