みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

全力の出し方。

俺は今、結構な全力を出している。

 

生き方を変えるために全力を出している。

 

高卒で会社に入った時、このままじゃいけないと思って大学受験の勉強を始めた。

 

会社をやめたとき、塾でうまくいかないと死ぬしかないと思って一生懸命に働いた。

 

普通に過ごしていたら、明日は今日と同じような日がやってくるだろう。

 

それを繰り返せば、グラフの延長線を引いていくが如く自分の未来が決まってしまう。

 

それでよければそれでいい。

 

あの日、一緒に入社した人たちはあのときと同じような生活をしてるだろう。

 

会社を辞めなかった人は、そのまま会社でがんばってるだろう。

 

でも、俺は我慢できなかった。

 

自分の未来を本気で変えたいと思い、全力になった俺がいた。

 

だから俺は道を変えることができた。

 

 

 

そして、俺は人生が1万日も残ってると知ったから、また違う道を歩もうと思った。

 

1月1日からいろいろなことを変ようと決心をした。

 

実際には人生の競争相手がいることを想定して、12月30日くらいから行動を開始した。

 

健康を意識してランニングを始めた。

 

今までは整理整頓ができないという理由で、部屋を散らかしていたが片付けるようになった。

 

環境の良い場所に引っ越すことを決めた。

 

中学生の授業のやり方を変えることにした。

 

英会話をやめることにした。

 

そして禁酒。

 

自分のベクトルが動いていることを自分に教えるために、できるだけ今までの自分の外に出る。

 

俺の目に入るできるだけ多くのことを変化させて、今までの俺の延長上に未来の俺がいないことを俺に伝えなければいけない。

 

決めたら、もう何も疑わずに走り続ける。

 

しっかり考えて決めたことなんだからもう迷うことはない。

 

人生を変えるためにはエネルギーが必要だ。

 

それを全力で出すのみなのだ。

 

その力は実際は非力だと思う。

 

一人の人間がちっぽけに、精一杯つっぱってがんばるだけだ。

 

彗星の軌道を変えるわけではない。

 

飛行機の方向を変えるわけではない。

 

車のハンドルを切るわけではない。

 

ただ、自分一人の行動を変えるだけなのだ。

 

たったそれだけを変えるだけでも全力を使う。

 

でも、その力は宇宙から見たら本当にちっぽけだ。

 

 

でも、大丈夫。

 

変化を好まない人が多い世の中で、わざわざ違う方を向こうとするだけでも俺は意味があると思っている。

 

その差はまさに雲泥だ。

 

 

今日も離脱症状がきつい。

 

まぶたが重い。

 

倦怠感がある。

 

睡眠が上手にできない。

 

 

ただ、俺は俺のベストを尽くすだけ。

 

宇宙の中ではちっぽけでも、俺の中ではビッグバンだ。

 

あとはまっすぐ広がり続けるだけなのだ。