来年は教科書が変わる年なので楽しみにしている。
高校の教科書が変わるのには怒りしかわかないが、中学生の教科書は楽しみだ。
いや、そうじゃないな、よく考えたら。
英語の教科書が変わるのが楽しみなんだと今書きながら気づいた。
だって中学生の理科は、教科書が変わるたびに疲れることを思い出した。
俺は理科は教えていない。
教えてないけど、質問されることがある。
質問されたらなんでも答えないといけないんだよ、先生は。
そのときに、月の単元が増えてたり、過炭酸なんとかが書いてあったりするとまたそこで少し勉強しないといけない。
これはぶっちゃけ面倒な話だ。
社会の衆議院と参議院の定数なんかは、もう覚えるのさえやめた。
「今年の定数は何人?」
生徒に聞いてから、説明するようにしている。
面倒だから覚えられないっつーの。
でも、英語は少し違う。
今回はどんなお話だろうか?とか。
登場人物のDeepaは今回もいるのだろうか?など色々楽しめる。
本の書き方が変わってくるので、説明のやり方も変わってくる。
また、生徒がどこで間違えるのか知見がないために、こっちも少しぎこちない感じになってくる。
いいねえ、お互いにフレッシュで。
俺がNEW HRIZONで一番びっくりした単語は18年くらい前に載ってたやつで、ピートという宇宙人だかの話に出てきた単語だった。
「 inspire 」
この単語である。
なんと意味は、「〜に霊感を与える。」だった。
せめて他の意味にして欲しかったのだが、訳には霊感を与えると書いてあった。
くっ、日本語でも霊感を与えると言う言葉を使ったことないのに、英語で使うことはあるのだろうか?と大いに悩んだ。
俺は高校の化学の先生なのだが、中学3年生の英語だけはやっている。
教える科目を英語じゃなくて理科にする選択肢もあるけど、英語の方が楽しいね。
なんか責任が重い感じで。
来年になったらゆっくり教科書を読みながら、中学生にうまく説明する方法を考えたいと思っている。
英会話は毎日やってるけど、海外に行って刺激を受けながらの英会話を早くやりたい。