みかみの国の王様

お前はお前。俺は俺。

半分オンライン化。

授業をオンラインにして欲しいという要望がある。

 

だけど対面授業がいいという子もいる。

 

どうすればいいのだろうか?

 

とりあえず月の前半はオンライン、後半はオフラインにしてみようかと思っている。

 

実はオンラインに向く授業、向かない授業があると俺は思っている。

 

例えば数学のように、生徒も一緒に計算できるものはオンラインに向いている。

 

社会のように、ほぼ先生が話をして、生徒が聞くだけの教科はオンラインには向いていない。

 

なぜなら、授業を聞く子と聞かない子に分かれてしまうからだ。

 

また、授業に集中するように度々あてたとしても、生徒の目線まで確実に把握することはできないので、カンニングが可能になってしまう。

 

悪気がなくてもカンニングができてしまう環境は作らない方が好ましい。

 

 

ちなみに化学という教科なのだが、運よく計算の単元と暗記の単元が半々の構成になっている。

 

オンラインの時はなるべく計算系を、対面ではなるべく暗記をするようにすれば、いいとこどりができると思うのだ。

 

 

 

オンラインに関して面白い話がある。

 

それは、高校1年生からのオンライン授業の要望が一番大きいということだ。

 

なぜかわかるだろうか?

 

高校1年生は、ほとんど最初からオンライン授業だったからオンラインがスタンダードになっているようだ。

 

 

高校の塾はオンラインが普通でも違和感がないようだ。

 

オンラインは、動画配信授業とは違う。

 

ちゃんとみんなの進捗を確認しながら、速度や難易度を加減することができる。

 

 俺はオンライン授業はもっと普及すべきだと思う。

 

やり方によっては、明らかに通塾するよりも無駄が少ないからだ。

 

そもそも往復の時間が節約できる。

 

俺が昔、東京や大阪で授業をしていたときは、片道2時間近くかけてきてくれる子がいたが、オンラインならその往復時間をなくすことができる。

 

月の半分をオンラインにすることで、俺も1年間の半分を海外で過ごすことができるようになる。

 

月の半分を海外に住むと、さすがにいろいろな文化の知見や友達も増えることだろうと思う。

 

 すると俺の厚みが増えて、きっと授業も楽しくなることだろう。

 

 

コロナをどうにかすることは俺にはできないが、与えられた枠の中でいっぱいいっぱいまで楽しく生きられたらな、と思っている。