俺は年賀状は書かない。
年賀状をくださった皆さん本当にすみません。
気持ちだけ温かくいただきました。
受験の先生なので、年賀状を書かないと決めて塾を始めました。
なので19年間一回も年賀状を書いていないと思います。
会社にいた頃は、毎年きちんと手書きの年賀状を出していた。
ラスト5年くらいは100枚以上書いていたので、毎年、年末には手が破壊されていた。
ところで、塾の男の子と女の子ではどちらが優しいか?
.........女の子だ。
「先生、大丈夫?」とか「先生、代わりましょうか?」とか言ってくれるのは大抵、女の子。
そして男の子と女の子ではどっちが性格がきついか?
......女の子だ。
女の子に嫌われてしまうと、もう修復ができない。
男の子は適当にやって、「うんこ」とか「しっこ」とか言っとけば、だいたい笑ってオッケーなのだが、女の子はそうはいかない。
男の子の10倍くらい複雑系なので、距離ができたり、嫌いになられると終わってしまう。
また、「うちの子は男の先生が苦手なんです。」と最初から言われたりすることがある。
........俺、男なんですけど。
しかも男らしい男なんですが...。
さて、話を戻そう。
だから、男の子に何かされると特別な嬉しさがあるのだ。
例えば、一番最初に俺に修学旅行のお土産を買ってきてれたのは、大森よしろうくんだった。
高校3年生の修学旅行で、ディズニーランドに行ったらしい。
ティンカーベルのクッキーで、こういう感じの缶の中に入っていたのだが、
なぜか上にティンカーベルの人形が乗っかっていた。
どうしてこれを俺にくれたのかすっごい疑問だった。
俺をどう発展させればティンカーベルに結びつくかってことだ。
でも、いろいろなお土産をもらう中で、その子が1000円以上するだろうそのお土産を買ってきてれたことを15年くらいたった今でも忘れられない。
去年は中学3年生のはやとくんが、そっとお土産を渡してくれて嬉しかったなあ。
なんかそういうのは、不思議なことに男の子からもらうと嬉しい。
さて話を戻そう。
俺は年賀状とかバレンタインとかはやめてね。
そうずっと言い続けてきたから、今は言わなくても誰もくれなくなった。
ところが今日、1通の年賀状を見つけた。
高校生の男の子からなのである。
返事を書くと、年賀状が増えてしまうので返事が書けない。
だけど、この嬉しい気持ちはどう表現すればいいんだろう。
ということで、ここで返事を書くことにした。
ありがとう。
今年も頑張ろうね。