会話をするといちいちマウンティング取ってくるやつがいる。
「俺、今度アフリカ行くんだよ。」
「俺、すでに3回行った。」
「英語はクラスの最高点だった。」
「でも、数学と理科は勝ったけどね。」
そういうやつとは話す気もなくなるし、それ言ってなんになるの?って思ってしまう。
そういうやつの代表例が俺なのだが。
自分でもついついマウンてティングっぽくなってしまうので、自分に疲れている。
まあ、マウティングってのは、ゴリラとかが相手よりも優位性を示そうとして馬乗りになることをいうらしいのだが、それをやることに意味はないよね。
マウンティングの逆ってなんなんだろうね。
格闘技だったら、マウントポジションの反対がグランドポジションだから、グランディングとかにすることができる。
もしくは、マウントされているという意味を表すために、マウテッドという言葉で雰囲気を表すことができるだろう。
でも、自戒や自虐を込めて、「下敷きング」を提唱したいと思っている。
会話するのに全部マウンティングで返されると、きっと相手が疲れてしまう。
ところが下敷きングで返すと気分が悪くないのではないだろうか?
「俺、今度アフリカ行くんだよ。」
「俺、パプリカしか食ったことないなあ。」
「英語はクラスの最高点だった。」
「最高点から見る景色に憧れるなあ。」
やはり、歳をとって行くほど謙虚にならなければ、入院したときやボケたときに迷惑なクソ爺になってしまう。
元がマウンティング野郎なので、下敷きングをうまく使っていい感じに老いていかなければ....
と、思ったが、無理そうなのでやめておこう。
中途半端なマウンティングをするから、うざいんであって、あっぱれなマウンティングだと逆に好感が持たれるんじゃないだろうか?
マウンティングの最上級、その名もマウンテスティング。
マウンテスティングでちょっとやってみよう。
「俺、今度アフリカ行くんだよ。」
「アフリカに行くならこれ読んでくれ(自分がまとめたアフリカ体験記を渡す)。」
「英語はクラスの最高点だった。」
「100点以外取れるなんてすげえなあ、あとは仮定法頑張っとけよ。」
俺も早くマウンティングとかいうこざかしいレベルを脱出して、マウンテスティングを使えるように成長したいと思う。
やはり俺は横柄な方が自然なようだ。
わーっはっはっは。