昨夜、この動画を公開したのだが、我々ひなまな動画制作委員会としては、最高画質のハザンをアップロードし直すことにした。
何たってハザンなのである。
実際、俺は東南アジアには相当回数行っているので、そこらへんのバックパッカーよりも詳しいと思うのだ。
ハザンはまだ日本人にはほとんど知られておらず、超激レアスポットだ。
俺もまだ行ったことがない。
俺の中での秘境の定義は行きにくいことだ。
ハノイやホーチミンに行けても、ハザンに行くためには、そこから何度も乗り継がないといけない。
日本人だと会社を休めても、せいぜい休めても1週間だろう。
1週間でハザンだけを狙って行く日本人などきっといないはずだ。
そう、普通の日本人ではほとんど行くことがない幻の場所が明らかになるのである。
俺は、旅ってのは自由度が高いほど面白いと思っている。
アンコールワット遺跡を例に挙げるとわかりやすい。
大型バスでアンコールワットに乗り付け、ガイドさんの旗を目印にぞろぞろついて行くのも旅行かもしれないが、何となく盛り上がりが弱いと思う。
バスに乗ったら、次の観光地。
会社が見せたいところだけ見せて、「どうです?アンコールワットは?」。
知識は増えるけど感じるものは少ないと思う。
アンコールワットまで、寄り道しながらトゥクトゥクに乗る。(バイクで自分で行くともっと楽しい)
道中で感じる風が気持ちいいのがわかるだろう。
見たい遺跡だけじっくり見る。
時にはガイドを雇ったり、時には省略したり、地元の子供と遊び、近所のおばさんからお茶を勧められる。
そうして、その地の空気を感じながら進んで行くのが旅の面白さだと思うのだ。
そして、現代の秘境は恐ろしいほど変化が早い。
ラオスやアンコールワットがすごい勢いで変化しているように、ハザンも一瞬でハザンでなくなるかもしれない。
というわけで、俺は来年ハザンに行くことにした。
せめて変わる前の、大地球のハザンを見たいと思う。
みんなもこの動画を通してハザンを感じて欲しい。
女子高生でさえいけるハザンなのだ。
大人が本気出せば、きっと行けるはずだ。
1人で行けないやつがいたら、俺がガイドを紹介してやるので行ってみるといい。
ガイドが誰かだって?
もちろん、俺かひなまなしかいないだろう。