今日Facebookでの犬走先生のコメントにマルチポテンシャライトという言葉があった。
初めて聞く言葉だ。
というわけで調べてみた。
ふむふむ。
一番いいフレーズはここだな。
「Fast Company誌は、適応力を21世紀で成功する上で 最も重要な技能だと評価しています 」
あとはマルチポテンシャライトが持てる3つのパワー。
1.別の分野のアイデアを統合することが容易なこと
2.初学から始めても成長が速いこと
3.異分野への適応力の高さ
そっか。
ブログを昔から見てくれている人はわかると思うのだが、俺は塾の内容のことをあまり発信しなくなった。
だからと言って生徒が減っているわけでも、生徒の質が落ちているわけでもない。
ただ、勉強のことや生徒のことを発信することに飽きてしまったのだ。
勉強や生徒に飽きたわけではない。
発信に飽きたのだ。
アクセス数もそうだ。
本当にアクセス数に興味がなくなってしまった。
好きなことを書けばいいでしょ?
ってそうなってしまったのだ。
誰かの役に立つことをなるべく書こうとか、みんなにわかって欲しいとか、そういう気持ちもなくなってしまった。
わかりたかったらわかれば?
くらいの気分になってしまったのだ。
今、俺はひなまな動画実行委員会のプロデューサーとして、何人かで動画を作っている。
これによって得られるスキルは計り知れない。
何をするのにどれくらい時間がかかるのか?
何ができるのか?
編集のことはわからないが、少しずつ形になっていく動画を目の当たりにして、これが勉強に応用できないだろうか?
どうやったら人に伝えやすくなるのだろうか?
そんなことを考えている。
黒板にチョークで書いていくのにはそれなりのアドバンテージがあると思っている。
だが、俺はその道は選ばない。
また、進路指導についても同じだ。
この学科に入ったら、どういう資格が取れるかとか、何になりやすいかという視点で見てきたが、そういう時代でもなくなった気がする。
この学科に入ることでダブルスクールはできるか?
あるいは専門を変えることはできるか?
どういう留学先があるか?
人生の変更はやりやすいか?
そういうダイナミックな視点も持ち合わせる必要があるのではないかと感じた。
ひなこちゃんもまなみちゃんも、勉強がよくできる生徒だ。
この二人が、今わざわざ違う領域の違うスキルを手に入れるために動き出したことは、まさにマルチポテンシャライトなのだと思うし、そういうニーズが世界で生まれていることを本能的に感じているのかもしれない。
ちょっと読み中の本が2冊あるのだが、今日の予定を動かして、早くこの2冊を読んでマルチポテンシャライトの本を買ってみよう。
犬走先生、ありがとうございました。