俺が会社にいた頃小集団活動というのがあって、直接の業務以外にみんなでグループ作って活動してください。
そこでミーティングしたら、1人1回500円(確か記憶では)出ます。
というのがあった。
確か、最低一つは所属しないといけなくて、俺はそれ以外に職場新聞を作るグループに所属していた。
月刊で、誰々の家に赤ちゃんが生まれました、とか今週の特集とか書いてた。
あれ、いるんかな?
ま、確かに職場の潤いにはなるかもしれないけど、職場新聞がその会社にどれだけのパワーを与えていたかってのは謎すぎる。
他にも福利厚生的なものがいっぱいあった。
会社が契約しているホテルみたいなのに泊まると何割引です。とか、スポーツジムは何割引ですとか...
あと通勤手当とか、扶養手当とか、住宅手当とか..
みんなで働いているお金なのに、実際は所得の再分配だと思う。
通勤距離が遠い人は多めにあげましょう。
結婚している人は多めにあげましょう。
俺がいた間に、建物がいくつか新しくなってみんなが喜んでいた。
でもね。
ああいうのも本来は給料でもらう権利があったと思う。
みんなのお金をプールして、それで福利厚生として使っている。
でも、みんなは福利厚生がしっかりしててよかったねと言う。
会社が持っている駐車場も、会社が建てた綺麗なビルも、みんながあまり使っていない会社の食堂も、入居率の低い社宅も本来ならみんなの給料だったと思う。
俺は福利厚生に関しては、簡単に喜べない気がしているのだが、大企業の人はそれでいいのだろうか...