塾の経営者たちってどんな塾を作りたいだろうか?
多くの経営者は1教室でやっていると思うので、個人商店の店主みたいなイメージだと思う。
また、教室展開している人は、社長をトップとして誰々を教室長にしてというピラミッド階層にしている人が多いと思う。
大手になるともはや会社みたいになっているだろう。
でも、俺のイメージは最初から違っていた。
俺は最初から自分一人でやる気はなかったし、みんなでワイワイ集まった楽しい塾を作りたいと思っていた。
できるだけみんな一人一人が自分のカラーを出せて、やる気に溢れる塾作りを目指していた。
会社のブランド化で一般的に一番大切なのは、社名だと言われている。
だから、俺はどうかみんなの名前を塾につけてくれとお願いしてきた。
もしも、すべての塾が「みかみ塾」だったら、俺がいなくなったらパワーダウンするだろ?
また、新しく来られる御家庭も「みかみ先生は?」ってなると思う。
だけど、それぞれの先生の名前で勝負する限り、例えば俺が死んでもさほど大きなダメージはなく、それぞれの名前でブランドを守り続けることができるはずだ。
また、社員を雇ってる塾は、その社員が自分と同時に歳をとっていくから、塾講師の平均年齢がどんどん上がっていくだろう。
それはそれで円熟な感じでいいとは思うのだが、新陳代謝がされなくなってしまう。
俺らはグループでやってるから、平均年齢が上がっていく教室もあり、新しく生まれる教室も自然にできる。
この結果、グループの平均年齢は維持されるし、トップ会議の時にさまざな年齢の社長同士で意見を交換することができる。
まあ、何が正解ということはないし、俺はこう考えてやってきたというだけだ。
これからもまだまだ仲間を増やしていきたいと思っている。
ちなみに昨年福岡にできた塾は「俺のお墨付き」だ。
どう?
いいだろー?
若い社長の塾はそれだけでワクワクしてくるよね。
二人ともまだ20代の前半だからね。
俺は企業から、起業してきたから自営の面白さや醍醐味は身にしみて感じている。
若いみんなにもそれをどんどん感じてもらいたいと思っている。
若い社長たちが、自由に挑戦して攻めていけるグループ風を作れたらいいと思っているし、それが俺の仕事だと思っている。