卒塾旅行記1

俺は日本で一番海外旅行に行ってる塾の先生だと思ってる。

 

常識的に考えて、他の先生が俺に勝つのは不可能だ。

 

近づくことさえ不可能だ。

 

もしそんなことをしたらそいつの塾が潰れてしまうだろう。

 

俺は潰れないように、他の人がしない苦労をわざわざいっぱいしながら海外に行っている。

 

なんでも1番ってのは貴重なもので、海外旅行のスキル❌子供に教えるスキル、この二つを合わせて持っている俺はレアな存在なのだ。

 

だから俺の塾に来てくれている子供達は、びっくりするような旅行に命がけで行くことができる。

 

当たり前だが、子供スキルがない旅行代理店では、俺たちの企画と引率クオリティに勝つことはできない。

 

 

今年、俺たちはゾウ使いを目指してラオスを攻めることにした。

 

俺としては難易度の低いカンボジアにしたかったのだが、親御さんと子供達のアンケートでゾウ使いツアーが選ばれた。

 

やるしかない。

 

俺らは数回の下見に行き、シミュレーションを重ねた。

 

子供達が迷っても大丈夫なように、重要ポイントの写真を撮った。

 

「分からなくなったら、この写真を見せてここまで自力で来るんだ。お前らならできる。」

 

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中学生17人のゾウ使いが一気に誕生する。

 

日本で一番ゾウ使いの多い市になると同時に、中学生ゾウ使いは日本にほとんどいないだろう。

 

使える日にちは最大で4泊。

 

ラオスに福岡から直接入ることは不可能だ。

 

だったらタイ1泊→ラオス2泊→タイ1泊。

 

これで行くしかない。

 

引率が2人ではさすがに恐ろしい。

 

「おい、すごいいいところがあるから、お前らも来てくれ。」

 

友達2人に応援できてもらった。

 

「金がないから自腹でね❤️」

 

大事なセリフも忘れなかった。

 

 

そして俺らはまずタイを攻めた。

 

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 いかんせん21人の大集団。

 

タクシーが使えない。

 

子供達だけをタクシーに乗せるわけにはいかない。

 

エアポートレールリンク(空港からの電車)が使える範囲の子供達に一番いいホテル。

 

バイヨークスカイタワーしかねえな。

 

あそこなら周りに露店もあるし、適度に治安も悪くてスリルもある。

 

俺らならリスクのあるあの地域をパラダイスに変えることができるはずだ。

 

 俺は今まで色々なホテルに泊まっているので、ポイントやらなんやら色々たまっている。

 

部屋がスイートっぽい感じのところにグレードアップされた。

 

子供達が喜んでいる。

 

俺も嬉しいぜ。

 

次の日ワットポーとワットアルンに行った。

 

「ワットポー」の画像検索結果

 

「ワットアルン」の画像検索結果

 

残念ながらワットプラケオに行く時間はない。

 

 

というわけでラオスにぶっ飛ぶぜ。

 

節約してエアアジアだ。

 

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そしてラオスに着いた。

 

「これがラオスか。」

 

ラオスのことをみんな知らない。

 

俺は重みをつけながら話をする。

 

ラオスには何もない。これが昔からバックパッカーに語り継がれている有名なセリフだ。でも、実際はうんたらかんたら....」

 

盛り上げといたぜ。

 

食事はメコン川を見ながらのしゃぶしゃぶビュッフェだ。

 

何せこれだけの人数。

 

バイキングかフードコートでなければ、全員に食事がいきわたるのに2時間かかってしまう。

 

トラブルがあってもいいように、色々なところのバイキングやフードコートを調べまくっていた。

 

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ジャーーン。

 

メコン川の横で中学生が飯を食うなんて、さすがおしゃれ。

 

次の日はいよいよゾウ使いの免許取得だ。

 

「みんなー。明日はゾウ使いの免許取得の日だからね。今日の夜の注意事項を一つだけ言っとくよ。何時に寝てもいい。寝なくてもいい。もう好きにしていいから。ただ、小さいトラブルでいちいち起こさんでね。水が出ないとか、鍵を忘れたとかそういうのは自分たちでロビーに行って勝手に解決してね。本当にピンチの時だけ起こしてね。おわり。」

 

海外で少しでもコミュニケーションをとって欲しい。

 

現にいくつかの小さいトラブルは子供達だけで勝手に解決したようだ。

 

俺らの子供達は優秀だから、そこらへんの高校生くらいのことはできるはずなのだ。

 

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ラオスのホテル選びは苦しんだ。

 

俺らが行ったのはルアンパパーンという街だ。

 

大きいホテルは離れたところにしかない。

 

ルアンパパーンの良さは、景色にある。

 

街歩きこそが醍醐味だと思う。

 

どうしても街の中にホテルをとらなければいけない。

 

色々なサイトを探しまくって、全員が泊まれるホテルを一軒だけ見つけた。

 

半年前から予約したにも関わらずである。

 

 

次の日俺らはエレファントキャンプを目指した。

 

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ソンテオでお迎えだ。

 

おいおいムードあるじゃねえか。

 

そしてまずは勉強だ。

 

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ウチの子供たちは優秀なので、こんなものは10秒で覚えられてしまう。

 

楽勝だ。

 

そして次第にみんなが象に乗れるようになってくる。

 

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川でも遊べるようになってきた。

 

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そして俺らは全員が無事ゾウ使いになれた。

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さあ、帰るぞー。

 

あっ!

 

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やめてくれー。

 

 

托鉢も見たし、

 

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クアンシーの滝も行ったし、

 

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パクオーケイブに寄って石窟も見学した。

 

階段が大変だったなあ。

 

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プーシーの丘にも行った。

 

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そして次の日俺らはタイへ戻った。

 

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最終日はみんなでインスタ映え映え。

 

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そして俺らはみんなで日本に戻ってきた。

 

今年は特に親御さんに恵まれた年だった。

 

みなさんによくしていただいて1年間を終えることができた。

 

ありがたい。

 

 

 

明後日から4月。

 

中学生だったこの子たちも高校生になる。

 

 

つい一昨日、5年間塾に通ってくれた子と飯を食った。

 

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今日はもう引っ越しただろうな。

 

塾は学校よりもさらに長い付き合いができるから、子供達とたくさん触れ合うことができる。

 

ラオスがどこにあるのか、タイとラオスがどう違うか?

 

レートが高いとどういう風にいいのか?

 

英語はどれくらいの場所で使われているのか?

 

東南アジアってどんな感じなのか?

 

この子たちはこういうことを知って高校生になる。

 

この子たちと行けて良かった。

 

 

今年もいい旅だった。

 

塾の先生になって本当に良かった。


みんなありがとう。

 

そしてみんな、高校生になっても頑張れ。