いい塾の条件といっても、成績関係ではない。
経営者の側から見た俺の気づきの一つだ。
いっぱいある中の一つ。
またどこか特定の塾に関して書いているわけではないので、理解して欲しい。
塾の先生からの影響ってのは子供には大きいと思ってる。
例えば、1日のうち塾にいる時間の長さだ。
夜の3時間、塾にいるとすれば子供たちの自由時間のかなり大きい部分を占めているのではないだろうか?
例えば、通塾期間の長さだ。
中学や高校は基本的には1年ごとに担任が変わっていくだろう。
でも、俺らなんて6年間同じ生徒と一緒に勉強することさえある。
6年間も一緒にいる大人ってことになると、かなり長くないか?
子供に与える影響が小さいはずがない。
だからこう思う。
確かに塾は勉強を教えるところなので、成績が上がることが大事になる。
その反面、それ以外に知らない間に影響を与えていることも多いのではないだろうか。
ネットを見てると暗い先生と明るい先生がいる。
全体的に陰な感じがする人、陽な感じがする人。
批判の多い人と、褒め言葉の多い人。
「こうしないヤツはクズだ。」って書く先生と「こうやったらもっと良くなる。」って書いてる先生では全然違うと思う。
趣味や専門なんかも影響するかもしれない。
俺で言えば、趣味が海外旅行なので知らないうちに海外の話をすることが多い。
卒塾旅行さえ海外にしてるくらいだから、海外へのハードルは下がってくると思う。
俺が塾の中で気をつけていることは明るさと仲の良さだ。
明るく楽しい大人の方が子供だって明るく楽しくなると思う。
そしてみんなが仲がいいこと。
俺はよく、仲間の先生たちから飲みに誘われたり旅行に誘われたりする。
もちろん、俺もよく誘う。
みんなが仲のいい仕事場って重要だと思うのだ。
俺の塾に嫌いな先生やメンバーは誰一人いない。
嫌いな人とやってると背中が痛くなるんで。
縦の関係も横の関係も本当に仲のいい塾は、子供達にいい影響を与えるだろうと俺は思ってる。
ブログとか見てると仲の良さそうな塾がいくつかある。
そういう塾は楽しい、自然とメンバーが集まってくるだろう。
職場の環境を作るのは経営者のキャラだと思う。
誰だっていやいや働きたくないからね。
これからも俺たちは、できるだけ楽しい感じの塾にしたいと思ってる。
建物はボロっちいけど、そんなことだけで塾は選ばれない。
予約待ちが自然にできている塾を作ってきた。
10年以上連続して予約待ちのクラスが存在いている。
いいじゃん。
アーユーハッピー?
アイアムハッピー。
ウイーアーハッピー。