生徒によく言っている。
なぜ偏差値が高い学校に行った方がいいか?
についてだ。
高校で説明するとすごくわかりやすい。
中学生に聞いてみる。
「偏差値が高い学校はどうしていいの?」
「設備がいい?」
…そういうことはないと思う。
設備を言うのなら、一般的に私立だったら設備がいいかもしれない。
偏差値と設備にそこまでの相関関係があるとは言えないんじゃないかなあ。
「いい先生が多い。」
…でも、先生はぐるぐる移動しているから、どこかに集まってるってことはないよね。
じゃあ、なんで?
「僕は友達がいいんだと思ってるよ。」
偏差値が低い学校の友達は、「勉強することはかっこ悪いかと思ってるかもしれない。」
「視野が小さいかもしれない。」
「頑張った経験が少ないかもしれない。」
「ヤンキーが多いかもしれない。」
でも、偏差値の高い学校のお友達は、「世界情勢のことをよく知ってるかもしれないし、留学に興味があるかもしれない、趣味にも造詣が深いかもしれない、もっと頑張ろうと思ってるかもしれない。」
そういう友達と過ごす学校生活の方が楽しいんじゃないかな?
まあ、文化祭でお客さんが訪ねてくる人数が偏差値に比例する感じだよね。
勉強のできる子の方がやることが面白いんだよ。
大学だって同じことだと思う。
偏差値が高い方が色々な人がいて、きっと面白いと思う。
学生時代が将来に影響することもいっぱいあるから、楽しい友達と過ごした方がきっと楽しいはず。
進路がわからない子がいたら、できるだけ偏差値の高い学校に行くことを俺は勧めるね。